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【SENSHI】会場大ブーイング!ムエタイ王者の”全力”バッティングに宮原穣が倒れ反則勝ちも「悔しい」

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2023/02/22(水)UP

強烈なバッティングを喰らった宮原は苦しい顔でダウン

 2月18日(現地時間)、ブルガリア・ヴァルナにて行われた格闘技イベント『戦士 SENSHI 15』にて会場大ブーイングのバッティング反則劇が起こった。
 キックルール80kgでは、タイ国オリンピック委員会が公認するムエタイWMFの2020年世界王者アフメドフ(21=ウズベキスタン)が日本から唯一参戦した宮原穣(27)に2ラウンド中盤、まさかの全力バッティング!宮原は顔を押さえ苦しそうにうずくまった。

【フォト】これは痛い!宮原がバッティングを受けた瞬間!

 前日計量の計量パス後、フェイスオフでアフメドフは頭突きするかのように額がつくほど接近。宮原は衝突をさけ、ややのけぞった形となったが、まるで今回の結果を予告でもしていたかのようだ。

 試合は1ラウンドから一進一退の攻防だが、アフメドフが首相撲からヒザでややリードする。その首相撲にローキックや足掛けで倒すなど、宮原も必死の反撃。

3、バッティング

 しかし2ラウンド、首相撲からのヒザ蹴りが宮原の顔面にヒット!出血する宮原。しかし、宮原のローキックもフメドフに効いてきており、徐々に宮原がペースを握るかと思われたが、ラウンド中盤、再びアフメドフが首相撲のように抱え込んだと思ったら、そこから頭を勢いよく前に出し全力のバッティング!

 宮原は顔を押さえ苦しそうにうずくまり、間も無く宮原の反則勝ちが告げられた。

 宮原は試合後のインタビューで「首相撲はパワーで何とか耐えられたが、踏ん張ってしまった分、顔面に膝蹴りをもらってしまったのが反省点。バッティングについてはもっといい試合がしたかった。バッティングで倒れてしまった自分が悔しい」とコメント。今後については引き続きSENSHIへの参戦はもちろん、今年5月に開催される空道の世界大会に日本代表として参戦。「この悔しさを次戦につなげる」と意気込んだ。

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