【RISE】寺山遼冴、金的攻撃アクシデントで続行不能、大﨑孔稀戦はドローに!魁斗は梅井泰成を撃破しタイトル挑戦アピール
▼セミファイナル フェザー級(-57.5kg) 3分3R延長1R
●梅井泰成(Mouton/同級1位、第4代RISEフェザー級王者)
判定0-2 ※29-30×2、29-29
〇魁斗(立志會館/同級3位、HOOST CUP日本フェザー級王者、RKSスーパーフェザー級王者)
梅井は、レスリングや柔道をバックボーンとするフィジカル強者。RISE参戦後、連勝を重ね、21年11月には宮崎就斗をハイキックでKO。昨年は3月に平野凌我から判定勝ちを収めるも、8月に門口佳佑と対戦して判定負けを喫した。
魁斗は大阪出身、立志會館・坂口立起館長の実子で“西の天才”と評され、2018年のデビューから8連勝。20年2月の『SHOOT BOXING』で笠原友希に判定負けを喫するも、再起戦となった同年11月『RKS』のスーパーフェザー級タイトルマッチで王者・兼田将暉に勝利し初戴冠。21年10月には『HOOST CUP』の日本フェザー級タイトルマッチで泰良拓也に勝利し、2本目のベルトを獲得している。昨年4月はシュートボクシングで川上叶に延長判定負けを喫した。
1R、サウスポー構えの梅井は左ミドルで先制。魁斗はプレッシャーをかけながらインローで崩して右を放つ。魁斗の左でスリップする梅井だが、右で逆襲。途中、魁斗の金的攻撃で中断も再開。梅井は左でKOを狙いにいく。魁斗はインローで崩しにかかった。
2R、梅井は前へ出て左右のフックから蹴りのコンビネーションを見せる。魁斗はこのパンチ連打にカウンターの左を合わせる。さらに魁斗はインローを入れながら崩しかかる。
3R、梅井は左右フックで積極的に攻撃。魁斗は冷静にガードするとインロー、さらに左フックを的確に入れていく。梅井はバックブローで反撃も、ダメージを与えることはできず。判定決着となり、魁斗が2-0で勝利した。
勝利した魁斗は「倒せなかったんですけど、結構、差があったかなと。1位を倒したんで、次はチャンピオンに挑戦させてください」とアピールした。
▼第9試合 スーパーフライ級(-53kg) 3分3R延長1R
〇数島大陸(及川道場/フライ級1位)
KO 2R2分49秒 ※左ストレート
●PRANDAM BRAVELY(BRAVELY GYM)
数島は8勝(5KO)2分1敗と、“次世代型クラッシャー”の異名を取り、軽量級ながら攻撃力の高いファイター。昨年10月は田丸辰と初代RISEフライ級(-51.5kg)王座決定戦を争った。タイのPRANDAM BRAVELYと、どんな試合を見せてくれるのか注目が集まる。
1R、サウスポー構えの数島は左ミドルキックを連発。オーソドックス構えのPRANDAMも右ミドルキックで対抗。すると数島の左の強打が入り、PRANDAMをフラフラにさせる。数島がパンチで追い込み、優勢のままでラウンド終了。
2R、PRANDAMは劣勢を立て直して右三ドルキックを連発。それでも数島は、右のパンチを合わせていく。何発か当たると、動きが止まるPRANDAM。そこへ数島の左ストレートがクリーンヒット。倒れた瞬間、レフェリーが試合をストップした。
KO勝利した数島は「昨年10月にタイトルマッチは僕の実力不足で負けてしまって。今回は内容次第でタイトル挑戦を考えてくれると。僕は、いつでも大丈夫なので、誰がタイトルマッチに相応しいか分かってくれたと思います。久しぶりに神の左が炸裂しました」とタイトル再挑戦をアピールした。
全試合終了後、リングにRISEレジェンドたちが上がった。
<その他の試合結果>
▼第8試合 フェザー級(-57.5kg) 3分3R延長1R
〇拳剛(誠剛館/バンタム級4位、第5代王者DEEP☆KICK 55kg王者)
判定3-0 ※30-28×2、30-29
●山元剣心(FAITH/同級9位)
▼第7試合 ミドル級(-70kg) 3分3R延長1R
〇中島将志(新潟誠道館/同級10位、ウェルター級2位)
判定2-0 ※29-28×2、29-29
●翔真(SEED GYM/同級13位)
▼第6試合 -45kg契約 3分3R延長1R
〇百花(魁塾/アトム級3位)
判定3-0 ※三者共に30-28
●松本徐倫(ボスジム/初代KROSS×OVER KICK女子-45kg王者)
▼第5試合 スーパーフライ級(-53kg) 3分3R
〇長谷川海翔(誠剛館/第4代DEEP☆KICK-53kg王者)
TKO 2R2分 23秒 ※ヒザ蹴り→レフェリーストップ
●黒田直也(ハーデスワークアウトジム/西日本統一プロKICK BOXINGバンタム級トーナメント優勝)
▼第4試合 フェザー級(-57.5kg) 3分3R
〇翔(REVOLT)
判定3-0 ※三者共に30-28
●藤井海人(EX ARES)
▼第3試合 フェザー級(-57.5kg) 3分3R延長1R
〇都筑海杜(TEAM3K/同級10位)
TKO 1R0分56秒 ※ローキック→レフェリーストップ
●珅太郎(KRAZY BEE)
▼第2試合 ライト級(-63kg) 3分3R延長1R
〇陽勇(TEAM3K/スーパーライト級10位、Stand Up King of Rookie 2022 -65kg優勝)
判定3-0 ※30-29×2、30-28
●吉岡龍輝(及川道場/同級16位、Stand Up King of Rookie 2022 -63kg優勝)
▼第1試合 フライ級(51.5kg) 3分3R
〇柊真(新潟誠道館/Stand Up King of Rookie 2022 -51.5kg優勝)
TKO 1R2分 23秒 ※スリーノックダウン
●平山龍馬(サクシードジム team EXCEED)
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