【戦士】サモ・ペティがGLORY強豪と大激闘、”RISE勢”唯一の勝ち星挙げる！

2023/07/10（月）UP
（最終更新：2023/08/15 08:05）

　7月8日（現地時間）、ブルガリア・ヴァルナにて格闘技イベント『戦士 SENSHI 17』が行われ、RISE推薦選手3人のうちの1人、FFC-70kg級王者サモ・ペティ（スロベニア）が、GLORYライト級9位ブルーノ・ガザーニ（ブラジル）に激闘の末判定勝利。RISE推薦選手の中で唯一の勝利を挙げた。

【フォト＆動画】GLORYランカーとの激闘！数々のヒットの瞬間も

　ぺティは城戸康裕や日菜太といった強豪選手を下して来た、”スロベニアの処刑人”。昨年8月にSBの最高傑作・海人とRISEの舞台で戦い激闘も延長で判定負け、今年6月のSB世界スーパーウェルター級王座決定戦で海人と再戦し、これも惜敗した。今回が再起戦となる。

　相手のガザーニは18年にWGP-72kg級王座を獲得し、GLORYでも活躍しランキング入りしている。

　試合は1R、ガザーニが前蹴り、パンチで前に出るも、ペティが下がりながらのパンチコンビネーションを当ててゆく。

　2Rには、前へ出るガザーニの大振りのフックや前蹴りをペティが見極めたか。ペティがうまくかわしてはパンチ、前蹴りを当てる。

　3Rは、ペティがミドルで突っ込んでくるガザーニをうまくさばくと、バランスを崩すガザーニに、ペティはさらにロー、ヒザ蹴りもヒット。

　アグレッシブに攻めたガザーニだが、的確にパンチをヒットさせていたのはペティだった。判定は2-0でペティ、RISEのブルガリア遠征はT-98、廣野祐ともに判定で敗れたがペティが唯一勝利を挙げた。

　この結果に、RISE伊藤代表は「あくまでも目的は海外遠征で自信をつけさせるため。再起戦か数年ぶりの復帰戦の選手。海外で勝てば自信につながる」とブルガリアで全勝するというよりも選手の今後を考えての遠征だったと語った。そして「光った選手もいたので、日本にも呼んで試合をさせたい」と、RISEに新たな海外強豪が来襲することにも期待させた。

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