【戦士】身長188cmのムエタイ世界王者にT-98が技を封じられた!チャンスの一撃も勝利ならず
7月8日(現地時間)、ブルガリア・ヴァルナにて格闘技イベント『戦士 SENSHI 17』が行われ、RISE推薦選手として参戦した元ラジャダムナンスーパーウェルター級王者T-98が、身長188cmのムエタイ世界王者マルコ・ヘスス(30=ブラジル)に技を封じられ、3-0の判定負けを喫した。
T-98は昨年12月のKO負けからの再起戦。前日インタビューで「コンディションはいい。相手は思ったより小さく見えた。身長が188cmと聞いていたがそれほどには見えなかった。リング上でどう見えるか」と意気込んでいたが、やはり身長差はあった。
1R、T-98は接近戦からローキックに行くが、そこから技が繋がらない。相手がすぐに首相撲からヒザ蹴りを突き刺してくるのだ。それでも首相撲から逃れると、ヘススはさらにヒザ蹴りで攻め込んでくる。
2Rにはヘススの前蹴りでT-98は吹っ飛び尻餅をつくなど身長差の攻略に苦戦する。ヘススはミドル、ハイキックにもつなげ、T-98を追い込む。
T-98はローからパンチにつなげるがヘススは再び抱え込んでヒザ蹴り。T-98のローを嫌がっているようにも見えたが長身を生かした首相撲に分がある。
3Rに後半にはT-98の剛腕が一発ヒットし、大きな反撃も期待されたが、すぐにヘススが組付き、さらにパンチの連打を許した。
判定3-0でヘススが勝利、T-98は海外で再起戦を飾ることができなかった。
なお、RISE推薦選手として参戦した元J-NETWORK2階級王者・廣野祐は19年のEMCヨーロッパムエタイ王者ペトロフ(ブルガリア)の手数に差をつけられ判定負け。
サモ・ペティはRoad to GLORYにも参戦したガザニ(ブラジル)と激闘を演じ2-0で判定勝利した。
海外遠征1勝2敗という結果に、RISE伊藤代表は「悔しいが目的は海外遠征で自信をつけさせるため。リベンジも考えたいですね。この大会で光った選手もいたので、日本にも呼んで試合をさせたい」と語った。
今後、戦士とのパイプによりRISEで更なる海外の強豪が来日することに期待させた。
▶︎次のページは【フォト】長身のヘススがT-98にヒザ蹴りを突き刺す!
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