【UFC】元ストロー級王者ナマユナス、フライ級挑戦も判定負け、強豪フィオロの打撃戦に一歩及ばず

2023/09/03（日）UP
（最終更新：2023/09/03 16:51）

　9月2日（現地時間3日）にフランス・パリで開催された総合格闘技イベント『UFCファイトナイト・パリ』セミメインイベントの女子フライ級マッチにて、元UFC女子ストロー級王者のローズ・ナマユナス（31=米国）がマノン・フィオロ（33=フランス）に判定負けした。

　ナマユナスは元UFC女子ストロー級王者。昨年5月のストロー級タイトルマッチでカーラ・エスパルザに判定負けし王座陥落。今回の再起戦で、1階級上のフライ級に初挑戦する。

　対するフィオロはフライ級3位の実力者。空手黒帯でアマチュアムエタイでは12戦全勝を誇り、18年からプロMMAデビューすると、初戦は判定負けしたもののそこからは10連勝を飾っている。

　1R、スタンド打撃の攻防。ナマユナスの前進に対し、フィオロは下がりながらカウンター狙い。コツコツとだが、ナマユナスにダメージを与える。

　2R序盤、フィオロがワンツーを放つと、ナマユナスがダウン気味に体勢を崩すと、フィオロが一気にケージに押し込み、ヒザ蹴りをヒットさせる。残り1分、偶発性のバッティングでフィオロの右側頭部がカットし流血する。

　最終の3Rだが、至近距離に入れない両者。パンチも単発に終わるか、カウンター狙い。終盤、フィオロがパンチをまとめる場面も。ナマユナスは一歩距離を積めることができず、拳は空を切る。

　判定3-0でフィオロが勝利。ナマユナスの階級上の初挑戦は黒星スタートとなった。

『UFCファイトナイト・パリ』
9月2日（現地時間3日）フランス・パリ
▼女子フライ級マッチ
○マノン・フィオロ（フランス）
判定3-0 ※30-27、29-28×2
○ローズ・ナマユナス（米国）

 

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