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【シュートボクシング】笠原弘希&友希兄弟、山田虎矢太と佐藤執斗が圧巻KO勝ち!王者クラスの“KO祭り”

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2023/09/23(土)UP

都木航佑(左)が村田義光(右)に判定勝ち

▼第4試合 67.5kg契約 エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
●村田義光(シーザージム/SB日本ウェルター級1位)
判定0-3 ※28-29、27-30、28-30
〇都木航佑(キャピタルレイズ fighting GlaNz/KROSS×OVER認定KICK初代-67.5kg王者)

投げを決めた都木(左)

 村田はシーザー武志会長の次男で、182cmの長身から繰り出される長いリーチを活かした打撃を得意とする。今年6月にはS-BATTLEミドル級王者の青谷秋未に判定で完勝を収めている。

 対する都木はKROSS×OVER認定KICK初代-67.5kg王者の肩書を持つ。

都木(左)が勝ち名乗り

 1R、村田がサウスポーで距離を取る。じりじり圧をかける都木は前蹴り、右フックなど鋭い打撃で攻めていく。

 2Rになると、都木のパンチが徐々に村田にヒットする。村田は下がりながらも何とか左ミドルなどの攻撃を返すが、ロープに詰まってしまう場面も。3Rには都木が村田から首投げでシュートポイント1を奪取。これも決め手となり、都木が判定で完勝を収めた。


ポッシブルK(左)が延長Rで圧巻KO、激戦を最高の形で締めた

▼第3試合 63.0kg契約 エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
●基山幹太(BELLWOOD FIGHT TEAM/SB日本ライト級1位)
TKO 延長R 1分15秒 ※レフェリーストップ
〇ポッシブルK(K’GROWTH/SB日本ライト級2位)
※本戦判定は29-29×2、30-28

 基山のポッシブルの上位ランカー同士の対決となった。

激しく打ち合う両者

 基山は、鈴木博昭率いるBELLWOOD FIGHT TEAMの特攻隊長。新空手の全日本選手権『K-2GRAND PRIX 2019』軽量級優勝の実績を誇るサウスポーだ。2Rになると、ヒザ蹴りや

 対するポッシブルはSB日本ライト級2位であり、TENKAICHI Gスーパーライト級王者、2016年RISING ROOKIES CUPライト級準優勝などの実績を誇る。現在は4連勝中と波に乗る。

基山幹太は無念のKO負けとなった

 1R、スイッチで構えるポッシブルに対し、基山はサウスポーで鋭いパンチ連打、ローで攻める。2Rになると、基山が飛びヒザ蹴り、前蹴りを散らすと、ポッシブルが近距離の細かいパンチ、左ハイを放つ。

 3Rは近距離での打ち合い。基山が遠い距離からのフック、ストレートと手数を出すが、ポッシブルもカウンターや細かいパンチで応戦した。本戦では、ジャッジは1者が30-28で基山も、2者が29-29のドローに。

劇的KOの瞬間!

 延長R、お互いにローとミドルの出し合い。パンチの打ち合いの中、ポッシブルが右目じりから出血するが、ドクターチェック後に再開。すると、近距離でポッシブルの左フックのカウンターがクリーンヒット。これで基山がよろけてダウンを喫する。立ち上がった基山に対して、ポッシブルが左右の連打を集める。

 基山がダウンをダウンを喫し、ダメージを見たレフェリーが即座にストップした。ポッシブルが圧巻TKO勝ちでインパクトを残した。

▶︎次ページはRYOTAROvs.風間大輝、手塚翔太vs.キム・チョンヨン

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