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【Stand up】正道会館の門脇碧泉、及川道場の歩希が57.5kg新人王一回戦を突破

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2023/09/26(火)UP

小野祥平(左)を判定で下した横山大翔(右)

▼第2試合 King of Rookie2023新人王決定戦1回戦 -53kg契約 3分3R延長1R
●小野祥平(TARGET SHIBUYA)
判定0‐3 ※29‐30、29‐30、28‐29
〇横山大翔(拳心會館)

 JAPAN CUP2022-55Kg級優勝、プロでは2戦2敗の小野と、4戦3勝(1KO)1敗の横山の一戦。

 1R、ワンツーで出る小野に、横山は右ストレートをヒットさせてリズムに乗ったか、声を出しながら大振りの連打を狙う。2R、右ミドル、ローからパンチにつなぐ小野に、横山は右ボディから右ストレートなどパンチ主体の攻めで主導権を握ったまま。

 3Rもお互いにパンチを交錯。横山は右アッパー、左フックを当て、小野も右ミドルからパンチにつないで譲らない。横山が判定勝ちで、次に駒を進めた。


デビュー戦同士の一戦で平山裕翔(右)がSUHON(左)に判定勝ち

▼第1試合 King of Rookie2023新人王決定戦1回戦 -51.5kg契約 3分3R延長1R
〇平山裕翔(TEAM TEPPEN)※デビュー戦
判定3‐0 ※三者とも30‐28
●SUHON(パラエストラ東大阪)※デビュー戦

 Stand upアマチュア全日本大会2022-55Kg優勝の実績がある21歳の平山と28歳のSUHONによるデビュー戦同士の対決。

 1R、平山は左ミドル主体の攻めからテンカオを突き刺しSUHONの動きを止め、パンチ連打につなぐ。SUHONは耐えてパンチを返していく。

 2Rもパンチで反撃するSUHONだが、打ち合いでまぶたをカットしドクターチェックが入る。再開後、ホールディングが多いSUHONに注意。平山は右ボディ、飛びヒザとラッシュを仕掛けて追い込む。3R、平山がパンチで詰めるも、SUHONの組む展開が多く捕え切れない。平山がフルマークの判定勝ちを収めた。


■寺戸伸近GM総括
「今回、飛び抜けた存在の選手がいなかったので、残念ながらMVPは該当なしとなりました。第1試合目の平山選手はアマチュアで実績があり、今回プロデビュー戦でした。ミドル、ヒザといった有効打を放っていてアマチュア時代から進化した姿を見せてくれたのですが、倒し切れなかったのはSUHON選手が打たれ強かったところも大きかったと思います。今後、倒し切る試合内容を期待したいと思います。第2試合は横山選手がちょっとした僅差でうまく試合を制したかなと。両者は共にパンチのテクニックがあり、今後に期待したいと思います。第3試合は歩希は減点を受け厳しい試合でたが、それからパンチとヒザで挽回しました。相手の冨永選手もRISE WESTで実績がありましたが、歩希選手はうまく競り勝った内容になったと思います。第4試合目は身長差もあって、ずっと門脇選手の距離になったことでSAIGO選手は入り切れず、お互いに見合う場面が多くなり難しい判定だったかなと。もっと明らかなポイントを取るような試合ができたら、両者共に成長すると思います。次は10月15日に大森で決勝戦が2試合、一回戦が2試合あります。近藤大晟選手と原口アンドレイ選手が-60kgの決勝戦で戦うことになり、今年2月に一度対戦して近藤選手が勝っていて再戦なのでよりレベルの高い試合を期待
しています」

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