【海外MMA】テコンドー五輪銅ファイターが“3秒”KO劇!ヘビー級のド迫力ハイキックで相手は大の字
9月24日(日・現地時間)米国テキサス州で行われた総合格闘技イベント『FURY CHALLENGER SERIES 7』のヘビー級戦(5分3R)で、ロンドン五輪テコンドー銅のロベリス・デスパイネ(35=米国)が、驚きの3秒KO、ハイキック一撃で仕留める豪快な勝利を飾った。
デスパイネは12年のロンドン五輪で、キューバ代表としてテコンドー80kg超級で銅メダルを獲得。世界選手権でも二度の銅を獲っている実力者だ。
アメリカに移住し、22年6月に総合格闘技デビューすると、1R TKO勝利。今年6月の2戦目ではわずか12秒でパウンド勝利している。
今回の相手はMMA1敗の28歳スティービー・ペイン(米国)。
ゴングが鳴り近づいてくる相手に、サウスポーのデスパイネはノーモーションの強烈右ハイキックで一閃!
相手の意識は刈り取られ、倒れる所へデスパイネがとどめの右フックを放つと、レフリーが間に入って止めた。
この間、わずか3秒。
この瞬殺KO劇がSNSでアップされると「これはフェンシング並みの速度だ」「マスヴィダルの記録を抜いたな」と驚きと賞賛の声が並ぶ。
マスヴィダルの記録とは、彼が19年に右飛びヒザ蹴りで5秒KOし、UFC最短KO記録を塗り替えたもの。
日本では06年に昇侍がパンクラスで3秒KO勝利、当時のMMA世界最短KO記録とされていたが、今回はこれに並ぶものだ。
デスパイネの今後のファイトに注目したい。
▶次のページ:【動画】デスパイネがハイキックで豪快“3秒葬”した瞬間
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