2023/09/25（月）UP
（最終更新：2024/02/28 21:16）

カネロ（左/©️Getty）vsチャーロ（右/©️N.Fukuda）男子史上初の現4団体統一王者同士が対戦する

　10月1日（現地時間9月30日）プロボクシング4団体統一世界S・ミドル級王者のサウル・カネロ・アルバレス（メキシコ）が自身の4団体王座をかけ、2階級下の4団体統一世界S・ウェルター級王者ジャーメル・チャーロ（アメリカ）と対戦する。これは男子史上初の現4団体世界統一王者同士の対戦となる。
　このメガマッチがファイトウィークに突入したことで、主催のPBC（プレミア・ボクシング・チャンピオンズ）が24日（日本時間）チャーロが決めた戦慄の失神KO劇を公開した。

【動画】チャーロの恐るべき”失神KO”映像

　これは2019年6月23日アメリカ・ラスベガスにて開催されたPBC主催興行。前WBC世界スーパーウェルター級王者だったチャーロとホルヘ・コタ（メキシコ）のノンタイトル戦。

　試合はこれまで手数で優位だったコタに対し、3ラウンド、チャーロが攻め始め、コタの右フックにカウンターの右フックを合わせダウンを奪うと、再開後、チャーロの右ストレートがヒット！コタはバタッと大の字に倒れ失神。目を見開いたまま、しばらく動けなかった。

　この衝撃的なKO劇、カネロには行うことができるか。

　チャーロのほうが2階級下だが、身長で10cm、リーチで6cmチャーロが上回る。カネロは身長173cm、リーチ179cmに対し、チャーロは身長183cm、リーチ185cm。リーチを使ったスピードある攻撃で戦うと思われる。

　戦績はカネロ63戦59勝（39KO）2敗2分、チャーロ37戦35勝（19KO）1敗1分。

　放送は国内ではWOWOWでのみ生中継される。

▶️次のページは【動画】チャーロの恐るべき”失神KO”映像