【RISE】フェザー級王者・門口佳佑、魁斗を下し初防衛でK-1軍司泰斗に対戦アピール！ 数島大陸が松本天志を破りフライ級新王者に

2023/10/29（日）UP
（最終更新：2024/04/04 19:36）

RISEクリエーション
『RISE172』
2023年10月29日（日）東京・後楽園ホール
▼メインイベント（第12試合）RISEフェザー級（-57.5kg）タイトルマッチ 3分5R無制限延長R
〇門口佳佑（EX ARES/第5代RISEフェザー級王者）
判定3-0　※50-47、49-47×2
●魁斗（立志會館/同級1位、HOOST CUP日本フェザー級王者、RKSスーパーフェザー級王者/挑戦者）
※門口は初防衛に成功

　門口は空手仕込みの攻撃を持ち味とする現フェザー級王者。最近ではRISEの他団体トップ対決の“門番”とも言える存在に。昨年12月には現SB王者・山田彪太朗、今年3月には第5代Krushフェザー級王者・新美貴士、続く7月には第6代SB日本フェザー級王者・川上叶に勝利。現在5連勝中と波に乗る。

　対する魁斗はHOOST CUP日本フェザー級王者のシュートボクサー。KOこそ少ないが、17戦14勝3敗（1KO）と好戦績を持つ。今年8月には“フェザー級日本最強”と呼ばれた安本晴翔を判定で撃破。タイトルマッチの挑戦権を獲得した。

　両者は21年7月に対戦しており、魁斗が判定勝ちを収めている。門口にとっては、防衛とリベンジを狙う一戦となる。

　1R、門口は左右に構えをチェンジしながら、カーフキック。魁斗は右から左のパンチをヒットしていく。門口はガードを固めてのカーフキックを蹴っていく。後半はパンチを交換するシーンも。

　2R、魁斗はワンツースリーとパンチを何度も決める。門口はガードを固めてカーフキックも、パンチを被弾する場面が出ることも。だが門口は、カウンターの左を振りながらカーフキックでダメージを与えていく。

　3R、門口はカーフキック、三日月蹴り、左ボディストレートを狙いを足とボディへ定める。魁斗は右、左とパンチを決めるも門口を崩せない。魁斗は投げをしてしまい、口頭注意。門口は再開をアピールして開始になると、ボディ打ちを見せる。

　4R、オープンジャッジでは門口リードで、このラウンドを迎え、魁斗はパンチ勝負に持ち込む。門口はこれに呼応して、打ち合いに。途中、門口のバッティングがあるも再開し、魁斗は果敢にパンチで攻める。

　5R、門口は前へ出て、魁斗と打ち合う。門口は打ち合いの中で、胴回し回転蹴りを見舞う。これをガードした魁斗は、左当てていくもプレッシャーを受けてしまう。門口は最後まで勢いを崩さずに、前へ出て打ち合い続けた。判定は3-0で門口。門口が初防衛に成功した。

　タイトル初防衛に成功した門口は「今年試合をしていましたが、今日が一番プレッシャーを感じて、生きた心地がしない1カ月を過ごしてきました。リングサイドに軍司泰斗選手がいると思いますが、どうですか、お互いに最強を証明する試合ができればと思います」と対戦をアピールした。

▶次ページは、数島大陸vs.松本天志、梅井泰成vs.ウォーム

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