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【NJKF】“ONE凱旋”大田拓真、強烈ローキックでムエタイ強豪にKO勝利!龍旺は佐藤亮を倒しスーパーフェザー級新王者に

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2023/11/12(日)UP

大田(右)は強烈なボディブローでルークワン(左)にダメージを与えた

ニュージャパンキックボクシング連盟
『NJKF CHALLENGER -Reborn-』
2023年11月12日(日)東京・後楽園ホール
▼第13試合 日泰国際戦 58kg契約 3分5R
〇大田拓真 (新興ムエタイジム)
TKO 4R 1分50秒 ※ローキック→レフェリーストップ
●ルークワン・スーチーバァーミキョ (タイ)

 大田はS1ジャパン55㎏級、WBCムエタイ日本統一フェザー級、IRON FISTスーパーフェザー級の3冠王者。NJKFを主戦場とし、昨年はKrushに初参戦し勝利。今年9月のONEルンピニー大会に初参戦し、ジェルテ・ブロマート(ベルギー)から判定勝ちを奪った。メインイベントで、シップンノーンスタジアム フェザー級1位のルークワン・スーチーバァーミキョ (タイ)と対戦する。ルークワンは右の強打を持つ23歳で、戦績は67戦52勝14敗1分。

ルークワンは攻撃力の強い選手だった

 1R、ルークワンは強烈な右ロ―キックをヒット、さらに強烈な前蹴りも決める。大田も左から右のパンチで顔面からボディへ。そして右ミドルキックを決めると、ルークワンが打ってこいとアピール。

 2R、大田はワンツーで攻める。ルークワンはガードを固める。そこへ大田が強烈な左ボディを叩くと、派手な音が会場に響く。ルークワンはカウンターのヒジを狙うも、大田もヒジを返していく。ここまで一進一退の攻防。

左目上を負傷する大田

 3R、大田は左ボディから右のパンチのコンビネーションで追い込む。ルークワンはハイキックを蹴り返す。大田は左ボディと見せかけての左フックを顔面へ。これが入るとルークワンは、動きが止まる場面も。だがルークワンのヒジ打ちが入り、大田は左目上から出血しまう。

パンチ連打とロ―キックで大田のTKO勝利

 4R、大田は攻撃の手が強まる。とくに左ボディのダブルからのカーフキックは強烈で、ルークワンの動きが止まっていく。足とボディを効かされたルークワンは、守りに入るシーンが増えていく。大田はボディからローキックを決めて下がるルークワンにパンチ連打でダウンを奪う。立ち上がったルークワンにパンチ連打からロ―キックの怒涛の攻撃。たまらず倒れたルークワン。すぐにレフェリーが試合をストップした。

今年を全勝で締めた大田

 TKOで勝利した大田は、「もっと攻めて潰しに行くスタイルを練習してきたんですが、タイの選手が強くて入りにくかったんですが、倒せてよかったです。今年は全勝で終わったので、来年も勝っていきたい」と挨拶した。

▶次ページは、龍旺vs.佐藤亮 、波賀宙也 vs.サクレック、その他の試合結果

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