【Road to UFC】GLADIATOR王者・河名マスト、判定快勝で準決勝進出!韓国強豪との消耗戦を制す=試合結果
5月18日(土)中国UFCパフォーマンス・インスティチュート上海で開催された『ROAD TO UFC SEASON3 エピソード1&2』のフェザー級マッチにて、河名真寿斗(29=河名マスト/ロータス世田谷)がソン・ヨンジェ(28=韓国)に判定3-0で勝利。互いに全力を尽くした消耗戦を制し、準決勝進出を決めた。
河名はレスリンググレコローマンではU-23世界選手権で優勝の実力者で、現GLADIATORフェザー級王者。MMAでは5連勝の後に22年、米国LFAで判定負け。現在は3連勝中だ。
対するヨンジェは6勝全てがフィニッシュ(5KO・1一本)の決定力が高い強豪。前戦は韓国『AFC』で清水俊一に1R KO勝利し、同団体のフェザー級暫定王者となった。
1R、序盤からすぐに河名が組んでヨンジェを金網に押し込みテイクダウン。ヨンジェが立ち上がるも、河名は組み続け、再びテイクダウン。河名はバックを奪うなど完全にコントロール、ヨンジェは自分の戦いができない。
2Rも河名は組んでテイクダウン狙い。河名の組み力にヨンジェは防戦一方だが、河名も攻め疲れたか、急に失速。スタンド展開になると、サークリングで逃げ。後半、ヨンジェの打撃を何度も貰い、アッパー被弾で顔が跳ね上がる場面も。残り数秒、ヨンジェも疲れると、河名がヒジやクリンチアッパーなど打撃で反撃する。
3R、河名が左ストレートを連続で当て、ヨンジェが前のめりに崩れる。バックテイクの河名。両選手、共に疲労の色が濃く動けない。河名が亀になるヨンジェの背後から、しつこく殴り続ける。まさに消耗戦だ。
判定3-0(30-26、29-27×2)で河名に軍配。河名は勝利マイクでも息が上がり、なかなか答えられない状態だったが「自分のレスリングをやった。UFC契約を絶対に獲得すると、だって、自分の名前はマスト(絶対)だからだ」と英語で答えた。
『ROAD TO UFC SEASON3 エピソード1&2』
5月18日(土)中国UFCパフォーマンス・インスティチュート上海
▼男子フェザー級トーナメント1回戦(準々決勝)
○河名真寿斗(=河名マスト/ロータス世田谷)
判定3-0 ※30-26、29-27×2
●ソン・ヨンジェ(韓国)
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