2024/07/22（月）UP
（最終更新：2024/07/22 21:55）

ジェイクが素手ボクシングの猛者ペリーを沈めた @jakepau

　7月21日（日本時間）米国フロリダ州で行われたボクシング興行では、クルーザー級8回戦で、人気YouTuberでプロボクサーのジェイク・ポール（27=米国）が、ベアナックル（素手）ボクシング『『BKFC』スターのマイク・ペリー（32=米国）に合計3度のダウンを奪い6Rに豪快KOで沈めた。

【フォト・動画】ジェイクが素手ボクシング猛者を豪快KO、ペレイラが”戦慄”一撃失神KO

　ジェイクは試合後、なんと現UFCライトヘビー級王者アレックス・ペレイラに「お前ともやってやる」と名指し。ペレイラは欧州最大キックボクシング団体GLORYの2階級王者となった後、UFC2階級制覇した”怪物”だが、ペレイラもこの無謀なオファーにノリノリで反応した。

試合はジェイクの圧倒 @jakepaul

　元々この日は、ジェイクがタイソンが健康上の理由により出場延期。代打として元UFCファイターで、現在ベアナックル（素手）ボクシング『BKFC』でKO量産するマイク・ペリーが代打として上がった。

　試合は、ジェイクが1R早々に右でダウンを奪う。さらに2Rでもワンツーでペリーをダウンさせたが、タフなペリーは起き上がった。その後もペリーはタフさを武器に圧力をかけるが、下がるジェイクのジャブを被弾し続け、何度もパンチでよろける一方的な展開だ。
　そして6R、再び前に出てきたジェイクは、左でグラつかせるとそのまま連打でロープに詰め、3度目のダウンを奪う。ペリーは立ち上がるも、ぐらつく様子を見てレフリーが試合を止めた。

　ジェイクは試合後、タイソンに「次はお前だ、楽しみにしてろ」とメッセージした後、なんとジェイクは「そしてアレックス・ペレイラ！ボクシングがしたいんだろ。俺が王者だ、こっちへ来い。やろうじゃないか」と現UFCライトヘビー級王者で、UFCパウンド・フォー・パウンドでは2位につけるアレックス・ペレイラに宣戦布告した。

6月にはプロハースカを２RKO防衛したペレイラ @UFC

　ペレイラはGLORY世界ライトヘビー級＆ミドル級と2階級同時王者になった後、UFCでもミドル級、ライトヘビー級を制した怪物だ。次はヘビー級へ3階級目という噂も出ている。ジェイクが対戦要求した中では、最も危険な部類に入るだろう。

　するとペレイラも、ジェイクと通話で会話する動画を公開した。
　ジェイクが「やろうぜ！」と声をかけると、ペレイラも「やろうぜ、兄弟」とノリノリで返答。ジェイクが「ダナ・ホワイトはお前をUFC契約から抜けさせてくれるかな？」と問うと、ペレイラは「イエス」と答える。そしてジェイクは「でかいやつほど倒れやすい、お前なんて楽勝だ」とうそぶくと、ペレイラは大笑いして通話を切っている。

　さらにペレイラはノリノリで、道端でボクシングシャドウをする動画も投稿した。
　現在UFCで一番のスターとも言えるペレイラをUFCが手放すはずはないが、過去にはマクレガーがUFCと契約したままメイウェザーと対戦した例もある。

　ペレイラは昨年、元五輪ボクサーでプロ無敗米国ライトヘビー級王者カリル・コーとスパーリングを行い、映像ではペレイラが圧倒する場面も多かった。
　ジェイクはタイソン戦の後、ペレイラとの交渉に本当に動くのだろうか。

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