2024/11/21（木）UP
（最終更新：2024/11/21 17:10）

大稚YAMATO（左）を判定で下した土井涼雅（右）

▼第6試合　SB/NJKF交流戦特別試合　58.0kg契約　3分3R　※ヒジ・投げなし
〇土井涼雅（グラップリングシュートボクサーズ多治見/SB日本フェザー級5位）
判定3－0　※30－29、29－28、29－27
●大稚YAMATO（大和ジム）

　前回10月の本戦で植山征紀との試合が決定していた土井だったが、植山が減量中に倒れ、病院に搬送されたために試合不成立。今年6月のファン・チェンカイ戦以来の試合を迎える。対する大稚は名門大和ジムの新鋭。

　1R、接近戦で激しい打ち合う中で、土井が徐々に手数を増やしてして左ストレート。左ボディもヒットさせて大稚は一気に後退。テンカオ、パンチ連打で土井が優位に。

　2R、巻き返しを狙う大稚は左右フックで前進し、土井は左ストレート、ボディ、アッパーとコンビネーションを当てていく。

　3R、左右フックを振り回して前進する大稚に、土井は掴んでのヒザ蹴り、パンチを返していくが大稚の前進は止まらない。お互いに最後まで手数を出し合う一戦となり、僅差で土井が判定勝ちした。

凱斗（右）にKO勝ちした有馬怜弐（左）

▼第5試合　オープンフィンガーグローブマッチ　66.0kg契約　エキスパートクラス特別ルール　3分3R延長無制限R
〇有馬怜弐（龍生塾）
KO　2R2分13秒　※左ストレート
●凱斗（YZDGYM）

　有馬は6月大会でMMAファイターの樋沼朝光とOFGマッチで対戦し2ERTKO勝ち。対する凱斗は8月大会で竜也に2TKO負けを喫したが、柔道仕込みの大腰で2度もシュートポイントを奪う健闘ぶりで会場を沸かせた。

　1R、左ミドル、ロー、サイドキックと蹴り技を散らす有馬は左ストレートも当てて良き、凱斗は押される展開。2R、パンチ勝負の凱斗がプレスをかけ、有馬は左ストレートを次々とヒット。ならばと凱斗は組み付きにいって投げ狙いも、有馬はディフェンス。鼻血が目立つ凱斗に、有馬は左ストレートを炸裂！　凱斗はスローモーションで倒れ、有馬が豪快にKO勝ち。凱斗は担架で運ばれた。

右ハイキックでKO勝ちした荒尾佑太

▼第4試合　-71kg契約　エキスパートクラスルール　3分3R延長無制限R
〇荒尾佑太（チーム吉鷹）
TKO　1R2分11秒　※レフェリーストップ
●高野天心（teamRIASTA）

　1R、前につめる高野に、極真出身の荒尾は左ハイをクリーンヒットさせてヒザ蹴り・パンチ連打でダウンを奪う。ダメージの残る高野に荒尾が右ハイをクリーンヒットさせるとレフェリーがストップした。

土井己花（右）にバックブローを見舞う朱乃（左）

▼第3試合　MAXFC JAPAN　女子-54kg契約　2分3R
●土井己花（グラップリングシュートボクサーズ多治見）
判定1－2　※29－28、28－29、28－29
〇朱乃（CORE）※デビュー戦

　1R、朱乃が左右ミドルを次々と当てていき、場内どよめく強烈な右フック。土井涼雅の妹・己花は押されながらもパンチで前進する。2R、プレスを強める己花に対し、朱乃は接近戦では組んでのヒザで対抗する。3R、前蹴りで距離を取りたい朱乃に、己花はガンガン前に出て最後まで左右フックを振り回して追い込んでいく。判定で朱乃が勝利した。