2025/03/16（日）UP
（最終更新：2025/03/16 16:44）

ヴェットーリ、1年9ヶ月ぶりの復帰戦で敗北、ドリーゼは3連勝©️UFC

　3月16日（日本時間）に米国ネバダ州ラスベガスで開催された総合格闘技イベント『UFCファイトナイト・ラスベガス104』メインイベントのミドル級マッチにて、同級8位のマービン・ヴェットーリ（31=イタリア）が同級12位のロマン・ドリーゼ（36=ジョージア）に判定3-0で敗れ、1年9ヶ月ぶりの復帰戦で白星はならなかった。

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　ヴェットーリはUFCタイトル戦経験を持つイタリア強豪。23年6月にジャレッド・キャノニアに判定負けした後、負傷により長期戦線離脱。今回は1年9ヵ月ぶりの復帰となる。

　対するドリーゼは16年にADCCのアジア大会優勝の肩書を持ち、その筋骨隆々の肉体を武器にキャリア14勝で11フィニッシュ（8KO・3一本）を誇る。現在2連勝中だ。

　両者は23年3月に対戦しており、その時はヴェットーリが判定勝利を収めていた。

　1R、長期欠場で動きが不安視されていたが、ヴェットーリは序盤から攻勢。有効打数でドリーゼを上回る。

　2Rはスタンド打撃で一進一退の攻防。1R同様、このラウンドもヴェットーリは得意のタックルにいかない。

　3R、ヴェットーリの左がヒットし、足元がぐらつくドリーゼ。ヴェットーリが攻撃をまとめるが、ドリーゼは持ち堪え、手数を増やし反撃。ヴェットーリはスタミナが切れ始めたか、口で息をし始める。

　4R、ドリーゼがさらにギアを上げ攻勢。強いプレスでヴェットーリを下がらせると、左右フック、回転バックヒジ、かかと落としなど試合を優位に運ぶ。

　5R、最後の力を振り絞り前に出るヴェットーリだが、ドリーゼも圧力を強め、パンチのコンビネーション、ハイキック、ミドルキックで攻め立てる。手数はドリーゼが圧倒。

　判定3-0でドリーゼに軍配。ドリーゼはヴェットーリに雪辱を果たし、連勝記録を3に伸ばした。ヴェットーリは1年9ヶ月ぶりの復帰戦で白星はならなかった。

『UFCファイトナイト・ラスベガス104』
3月16日（日本時間）米国ネバダ州ラスベガス
▼ミドル級マッチ
●マービン・ヴェットーリ（イタリア）
判定0-3　※三者ともに46-49
○ロマン・ドリーゼ（ジョージア）

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