【ボクシング】井上尚弥がニック・ボールの“ローキック”に「蹴っちゃダメだよ」と反応、ファンは井上との対戦を希望
3月16日(日本時間)英国リバプールにて、プロボクシングのWBAフェザー級王者ニック・ボール(英国)がTJ・ドヘニー(アイルランド)に10回終了時、”棄権”KO勝利で防衛。
しかし王者が1R終了時にドヘニーの下半身を蹴りつけ、ドヘニーが崩れる映像が海外ネットで拡散され、ファンから非難が集中する事態に。これに何と、世界スーパーバンタム級4団体王者の井上尚弥(大橋)がSNSで反応を示した。
井上は本日16日の13時過ぎ、自身のXに「ボール君面白いやつだ。とりあえず蹴っちゃダメだよ!!」と投稿。コメント欄には「流石に酷かった」「試合でボクシングルール教えてあげてください」「決まったらフルボッコにしましょう」「お仕置き頼みます」などの声が並んだ。ボールは、かねてより井上との対戦を希望している。
また、元2階級世界王者の京口紘人も井上の投稿をリポストする形で「蹴球じゃあるまいしね」とメッセージ、元OPBF東洋太平洋ライト級王者・中谷正義は試合映像を引用し「これはひどい。井上尚弥戦が計画されるニック・ボールが反則しまくってたみたい。これと対戦か」とコメントするなど、まだまだボクシング界に波紋が広がりそうだ。
試合前からバチバチだったボールとドヘニー。
ドヘニーは昨年9月、井上尚弥に挑戦したが、井上の強打で腰を痛めTKO負け。ボールは井上に対戦希望と共にドヘニーを「quitter(あきらめ屋/ギブアップ野郎)」と呼んでいた。これに当然ドヘニーは噛みつき、この試合へ至った因縁もある。
問題のシーンは、1Rに王者ボールがコーナーに詰めゴングも、ドヘニーはヘッドロックのまま。ボールが放せと怒鳴るも、ドヘニーは外さない。これに早くもイラついたのか、ボールが無理矢理ふりほどくと、ドヘニーの下半身を蹴りつける!ドヘニーは崩れ落ち倒れ込む。
しかし審判は両者に注意を与えるのみで、続行した。
やがて8Rになると、ボールが捉え始めるも、9R、またもヒートしたのかボールが投げ飛ばし、これは減点。
そして10Rには勢いづいたボールがドヘニーを左右で追い回し、ドヘニーはヘロヘロに。10R終了時、ドヘニー陣営が棄権し、王者ボールが”ギブアップKO”でV2成功、井上尚弥戦へ駒を進めた。
今回のボールの投げ飛ばしの減点、更に1Rの”ローキック”で海外ネットは騒動に。「ボールはtrush(くず)野郎だ」「井上、こいつのキャリアを終わらせてくれ」「反則負けでない?相手を蹴ったのに?」「彼は失格にされるべきだった」「勝利を無効にしろ」などコメントが並んでいる。
後味の悪さも残した試合となったが、井上vsボール戦は実現するのかも含め、今後の展開にも注目していきたい。
次ぺージは【フォト&動画】王者が足を蹴りつける!ドヘニーは倒れ込む
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