【ONE】“KNOCK OUT新星”柿﨑瑠、スプリット判定で悔しいキャリア初黒星、3R圧倒も一歩及ばず
3月21日(現地時間)にタイ・バンコク ルンピニースタジアムで開催された格闘技イベント『ONE Friday Fights 101』の122ポンド契約キックボクシングにて、柿﨑瑠(19=クロスポイント大泉)がエンゾ・クラリス(21=フランス)にスプリット判定2-1で敗北。3Rは相手をグラつかせるなど圧倒したが、キャリア初黒星を喫した。
柿﨑は“無敗のキューティー・キッカー”を愛称に持つKNOCK OUTの新星。キャリア10戦全勝5KOと勢いに乗っている19歳だ。ONEには昨年10月の『ONE FRIDAY FIGHTS 82』で初参戦し、中国ルー・イーフーを判定で下した。
対するクラリスはチーム・メディ・ザトゥーに所属するフランス人選手。通算戦績19勝6敗でONEには今年2月にムエタイルールで参戦したが、判定負けした。
1R、パンチで前進するクラリスに対し、柿﨑は前蹴り、右カーフ、三日月蹴りと蹴りを中心に自分のリズムを作る。クラリスのパンチを何度か被弾することもあったが、終盤には柿﨑が左右フックを当てる場面が。
2R、早いパンチの回転でギアを上げるクラリス。一方の柿﨑も蹴りからパンチのコンビネーションが冴える。近距離で勝負する両者。パンチのヒット数はクラリスだが、蹴りは柿﨑が優勢。一進一退の攻防だ。
3R、柿﨑の右カーフでクラリスが効いた様子。ダメージの蓄積か、クラリスが足をスイッチすることも。気持ちの強いクラリスが前に出るが、柿﨑の右や左フックなどパンチも当たっていく。残り1分、柿﨑の左で遂にバランスを崩すクラリス、柿﨑がパンチラッシュでクラリスを追い込む場面もあった。
判定2-1でクラリスに軍配。クラリスを支持したジャッジは1Rと2Rのクラリスのパンチのヒットを重視したか。全体のダメージは柿﨑が多く与えていた印象だが。柿﨑は悔しいキャリア初黒星となった。
『ONE Friday Fights 101』
2025年3月21日 タイ・バンコク ルンピニースタジアム
▼122ポンド契約キックボクシング
○エンゾ・クラリス(フランス)
判定2-1
●柿﨑瑠(クロスポイント大泉)
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