【ONE】“SB新鋭”冬華、顔面前蹴り健闘も惜敗、中国ベテランに初黒星

2025/04/05（土）UP
（最終更新：2025/04/05 00:30）

　4月4日（現地時間）にタイ・バンコク ルンピニースタジアムで開催された格闘技イベント『ONE Friday Fights 103』の女子アトム級キックボクシングにて、シュートボクシング新鋭の冬華（19=TEAM FOREST）がロー・チーチェン（22=中国）に悔しい判定負け。キャリア初黒星を喫した。

【フォト】冬華、前蹴り、ハイキック炸裂！

　冬華はシュートボクシング日本女子アトム級王者MISAKIと同門の19最新鋭。23年のアマチュアSB女子-55kg級で優勝し、昨年6月からSBを舞台にプロデビュー2連勝（1KO)を飾っている。SBでは小桐冬華として戦っている。

　対するチーチェンはスーパーボン・トレーニングジム所属の中国人ファイター。通算戦績12勝4敗でONE3戦目で初勝利を狙う。

　1R、冬華は前蹴り、ジャブを繰り出しながら前進。得意の顔面前蹴りをヒットさせるが、チーチェンも右ストレートで応戦。近距離になると、チーチェンがコンパクトにパンチを回転させる。

　2R、プレッシャーをかけながら顔面前蹴りをヒットさせる冬華に対し、チーチェンは距離が詰まるとパンチの連打で応戦する。手数とヒット数はチーチェンが上か。

　3R、前蹴り、ミドルと中間距離で戦う冬華。顔面前蹴り、ハイキックを当てる。終盤、圧力を強め、チーチェンとのパンチの打ち合いに応じる冬華。両者ダウンがないままにタイムアップ。

　判定は3-0でチーチェンに軍配。得意の顔面前蹴りで攻勢した冬華だったが、手数で上回ったベテランに初黒星を喫した。

『ONE Friday Fights 103』
2025年4月4日 タイ・バンコク ルンピニースタジアム
▼女子アトム級キックボクシング
○ロー・チーチェン（香港・中国）
判定3-0
●冬華（TEAM FOREST）

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