【ONE】2競技制覇クリークリャ、豪快ストレートで失神KO勝利！ムエタイ王座初V成功

2025/04/05（土）UP
（最終更新：2025/04/05 14:33）

『ONE Fight Night 30』
2025年4月5日 タイ・バンコク ルンピニー・スタジアム
▼ヘビー級ムエタイ世界タイトルマッチ
○ローマン・クリークリャ（ウクライナ／王者）
KO　1R2分10秒　※右ストレート
●リンドン・ノウルズ（英国／挑戦者）
※クリークリャが初防衛に成功

　クリークリャはONEキックボクシングのライトヘビー級のベルトを持ち、2度の防衛に成功。22年から階級アップしヘビー級キックボクシングWGPに挑戦。連続KO勝利で優勝を果たしていた。そして、前戦となる23年12月の『ONE FIGHT NIGHT 17』の初代ヘビー級ムエタイ世界王座決定戦にて、アレックス・ロバーツにKO勝利し、ムエタイ、キックの2競技制覇王者となった。通算戦績は50勝7敗1無効試合。

　対するノウルズは現WBCムエタイの世界ヘビー級王者。プロで100戦近い経歴を持ち、長年に渡り英国のトップファイターとして活躍している。選手としてはONEに初参戦だが、セコンドとしては現ONEバンタム級キックボクシング世界王者のジョナサン・ハガティーのセコンドとして何度もONEを経験している。

　1R、ノウルズが強い圧力で前進し、パンチ蹴りを振り回すが、クリークリャは見切ったようにかわし当てさせない。

　すると、クリークリャが左ボディでノウルズの動きを止めると強烈なワンツー。ノウルズが大きくぐらつくと、顔面ヒザ蹴りからの左フック！

　吹っ飛ぶようにダウンしたノウルズが、立ち上がるが、クリークリャが怒涛のラッシュ、最後は右ストレートで顔面を打ち抜き、ノウルズが失神ダウン。レフェリーがすぐに試合を止めた。

　1R2分10秒のKO勝利でクリークリャが初防衛に成功した。

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