【ONE】あのシッティチャイが“顔面流血”、悶絶KO負け！強烈ボディに立ち上がれず

2025/04/05（土）UP
（最終更新：2025/04/05 18:56）

　4月5日にタイ・バンコク ルンピニー・スタジアムで開催された格闘技イベント『ONE Fight Night 30』のフェザー級ムエタイにて、シッティチャイ・シッソンピーノン（タイ）がニコ・カリロ（スコットランド）にKO負け。相手の強烈なボディブローを被弾し悶絶した。 

【フォト＆動画】衝撃！顔面流血のシッティチャイ、悶絶ダウンの瞬間も

　シッティチャイは14年にルンピニー王座を獲得、16年にGLORY世界ライト級王座を奪取し、6度の王座防衛に成功した。昨年6月の「ONE167」で野杁正明のデビュー戦の相手を務め、老獪なテクニックで判定勝利を収めるなど、その実力は折り紙付きだ。現在ONEフェザー級ムエタイ5位。

　対するカリロはWMOウェルター＆スーパーウェルター級王座、ISKAムエタイ世界65㎏級王座を獲得したスコットランド強豪。今年1月のONEバンタム級ムエタイ暫定世界王座決定戦でナビル・アナンにKO負けしたが、今回は階級アップしフェザー級で挑む。

　試合は1R、カリロが首相撲から右の縦ヒジをヒット、シッティチャイの額が割れ流血する。パワーに合わせ、老獪なシッティチャイ顔負けの技術で試合を優位に運ぶ。

　2Rも前蹴りを軸にヒジを連発するカリロ。被弾し続けるシッティチャイがまさかの防戦一方に。ダメージが大きいか、下がるシッティチャイに対し、カリロがフルスイングの左ボディ！

　シッティチャイは意地で立ち上がったが、カリロは容赦無く、三日月蹴りをボディに突き刺すと、トドメの左ボディ！

　シッティチャイが苦悶の表情でダウンすると、レフェリーが試合を止めた。

　英雄のシッティチャイに何もさせずに完勝したカリロに会場は騒然となった。

『ONE Fight Night 30』
2025年4月5日 タイ・バンコク ルンピニー・スタジアム
▼フェザー級ムエタイ
●シッティチャイ・シッソンピーノン（タイ）
KO　2R2分20秒　※左ボディ
○ニコ・カリロ（スコットランド） 

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