9月の武居由樹の挑戦候補メディナ、圧巻の滅多打ちKO!対戦決定なるか
5月31日(日本時間)メキシコのグアダラハラで行われたプロボクシング興行では、WBO世界バンタム級1位で、那須川天心のスパーリングパートナーとしても知られるクリスチャン・メディナ(メキシコ)が2R、まさに”滅多打ち”KOで勝利した。
WBO世界王者・武居由樹とは、9月に名古屋での指名試合が内定していたが、今回の勝利でそれがほぼ確実となった。
【フォト&動画】まさに滅多打ちKO!猛烈連打に相手はなすすべなし
メディナは24勝(17KO)4敗で、WBO1位の他、IBFでも7位につけている。12連勝中であったが、23年8月[IBF世界バンタム級挑戦者決定戦]で、西田凌佑に判定で敗れた。前戦は昨年11月、圧倒的な連打でKO勝利している。
那須川のスパーリングパートナーとして、これまでに3度来日。得意の接近戦での連打で、那須川を相手取っていた。那須川は「戦友みたいなもの」と語っている。
今回の相手は16勝(9KO)9敗のフアン・ラミレス(メキシコ)。
試合は2Rに、メディナが左アッパーからの強烈な右フックを決めると、相手はガクリとヒザをつく。
立ち上がったが、メディナが爆発したかのような猛烈な左右フックを決めると、相手がまたも崩れ、レフェリーが試合を止めた。
メディナはこれで4連続KO勝利に。相変わらずの接近戦の強さを見せ、武居との対戦に向けた準備は万端と言える。
那須川とのスパーリングでも、那須川の卓越したテクニックを時に崩し、攻撃力のある爆発連打を見せていた。武居はどう迎え撃つか。
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