2025/11/03（月）UP
（最終更新：2025/11/03 14:43）

弘輝が王座挑戦権を獲得

▼第14試合　Sライト級挑戦者決定戦 3分3R延長1R ビッグバンルール
＜前BigbangSライト級王者＞
●琢磨（OFA）
判定3-0　※29-28、29-29、29-30
＜AJKNライト級王者＞
〇弘輝（WORLD TREE GYM）
※弘輝がSライト級挑戦権を獲得した

　WBCムエタイ日本統一スーパーフェザー級王者など3冠を獲得した琢磨。23年9月に加藤港を下し、Bigbangスーパーライト級王者となった。今年3月に奥平将太にKO負けを喫し、怪我（眼窩底骨折）の治療のため長期離脱。Bigbangスーパーライト級王座を返上した後、今回の復帰となる。

　弘輝は、関西出身で打ち合い上等のスタイルが武器。今年2月のKrush GPでは、優勝候補の西京佑馬をローキックで苦しめ、判定負けも評価を上げた。5月は龍翔にKO負け。

　1R、サウスポー構えの弘輝は、左ミドル、奥足と前足にローキックを入れていく。ステップワークを見せる琢磨はボディ、顔面へのパンチを上下に打ち分けていった。

　2R、このラウンドは弘輝が積極的に前へ出て、飛び込んでの左フック、ミドルキック、インローと攻撃をまとめた。琢磨はステップを踏みながらの動きを見せ、カウンターのパンチ連打からのヒザ蹴りで反撃。ここは弘輝がポイントを奪っている印象だ。

　3R、弘輝はここも前へ出て、首相撲からのヒザ蹴りで追い込み、琢磨が苦しむ場面も。琢磨は右のパンチで弘輝のアゴを突き上げるシーンも飛び出した。ときおりパンチを当てる琢磨だが、全体的な印象は弘輝といったところか。判定は3-0で弘輝が勝利した。

　ビッグバンに初参戦初勝利の弘輝は「疲れた。今からタイトルマッチあると思うけど、誰も知らんから俺がチャンピオンになります！」と挨拶した。

『Bigbang54』の主要対戦カードが発表された

　第12試合終了後、12月21日（日）に東京・後楽園ホールで開催される『Bigbang54』の主要対戦カードが発表された。第9代スーパーバンタム級王者の晃貴が、同級王座防衛戦でRISEの京谷祐希と対戦。ミドル級王者の高木覚清は幸輝とタイトル防衛戦。初代フライ級王座決定戦ではRISEのブラックシーサー颯太朗と空龍がタイトルを争うことが決まった。晃貴、高木、颯太朗、空龍の4人がリングに上がり、颯太朗と空龍が舌戦を展開した。

＜その他の試合結果＞

▼第13試合 S バンタム級3分3R ビッグバンルール
＜前BigbangSバンタム級王者＞
〇良星（KSR GYM/TEAM EDEN）
判定3-0　※30-26×3
＜Sバンタム級＞
●大島広也（TANG TANG FIGHT CLUB）

▼第12試合ヘビー級 3分3R ビッグバンルール
＜元Bigbangヘビー級王者＞
〇実方宏介（真樹ジムAICHI)
判定3-0　※30-27×2、30-28
＜ヘビー級＞
●アルKONG（GRABキックスタジオ）

▼第11試合ヘビー級3分3R ビッグバンルール
＜元Bigbangヘビー級王者＞
〇木村太地（BANG BANG GYM）
判定3-0　※30-28×2、30-27
＜第2代AJKN日本ヘビー級王者＞
●ポール（Hurricane GYM）

▼第10試合 S ウェルター級 3分3R ビッグバンルール
＜元Bigbang Sウェルター級王者＞
〇山崎陽一（MOUNT CAPE Sports Fighting Club）
判定3-0　※30-29×2、30-28
＜元WMC世界Sライト級1位＞
●ランボー・シンコウジム（新興ムエタイジム）

▼第9試合 65kg契約 3分3R ビッグバンルール
＜K-1 Sライト級＞
〇“KONG”光生（K-1ジム蒲田チームアスラ）
判定2-0　※29-29、29-28、30-29
＜Sライト級＞
●寛樹（谷山ジム）

▼第8試合 Sフェザー級3分3R ビッグバンルール
＜RISEフェザー級＞
△松下竜之助（Team ＋１）
判定1-0　※30-28、28-28×2
＜K-1 Sフェザー級＞
△天河（KIWAMI GYM）

▼第7試合バンタム級 3分3R ビッグバンルール
＜K-1バンタム級＞
●白幡太陽（Tmile GYM/INHERIT ONENESS）
TKO　2R 1分36秒　※右カーフキック→レフェリーストップ
＜バンタム級＞
〇柊真（ホライズンキックボクシングジム）

▼第6試合 Sバンタム級3分3R ビッグバンルール
＜Sバンタム級＞
〇嶋津悠介（RIKIX）
判定3-0　※30-29、29-28×2
＜Sバンタム級＞
●塚田翔（TEAM EDEN）

▼第5試合 Sフェザー級3分3R ビッグバンルール
＜K-1 Sフェザー級＞
〇藤平琉矢（K-1GYM三軒茶屋シルバーウルフ）
判定2-0　※29-29、30-29、30-28
＜Sフェザー級＞
●小柳俊和（BANG BANG GYM)

▼第4試合 51.5kg契約3分3R ビッグバンルール
＜K-1フライ級＞
〇元太郎（IDEAL GYM）
判定2-1　※30-29、30-28、28-29
＜バンタム級＞
●松延聖希（フリー）

▼第3試合エキシビションマッチ3分1R
山際和希
vs
相島珀斗（team OJ）
※春暉（ファイティングアカデミードラゴンテイル）が計量失格。相島の不戦勝