【ボクシング】矢吹正道、6連続KOで防衛なるか!? アルバラードとKO必至の激突へ=12.27愛知
12月27日(土)、Aichi Sky Expo(愛知県国際展示場)にて開催される「SAIKOU×LUSH vol.4 in JAPAN」の記者会見が31日に都内で行われ、IBF世界フライ級タイトルマッチとして、同級王者・矢吹正道(33=緑ジム)と、同級1位の指名挑戦者フェリックス・アルバラード(36=ニカラグア)の対戦が発表された。
会見には『SAIKOU×LUSH』ファウンダーの亀田興毅氏と矢吹が登壇し、指名挑戦者のアルバラードはオンラインで参加。亀田ファウンダーは、今回の興行は当初MPプロモーションが落札していたが、矢吹陣営の要請によりSAIKOU×LUSHが交渉を行い、最終的に興行権を買い上げて実現したという舞台裏を明かした。
矢吹は現在5連続KO勝利中のハードパンチャーで、地元・愛知での防衛戦に向けて「地元で試合ができることに感謝している」と語った。挑戦者アルバラードは元IBF世界ライトフライ級王者。42勝(35KO)を誇るベテランで、10年以上にわたり世界のトップ戦線で活躍し、プロ46戦で一度も倒されたことのないタフネスを持つ。
今回対戦するアルバラードについて、矢吹は「ここ最近では一番苦戦する相手」と警戒しつつも、怪我の影響については「全く問題ない」と語り、先週からスパーリングを開始。この1か月で基礎体力の底上げに集中し、ラスト1か月は強い選手とのスパーリングで対策を練るという。「相手も好戦的なので、KOで終わると思う。自分がKOで勝って次につながればいいかな」と意気込みを語った。
KOへのこだわりについては「倒そうと力むと良くない展開になったことがあるので、いつも通り相手のことを考えながらやっていきたい」と冷静な姿勢を見せ、「防衛戦というより挑戦者の気持ちでリングに上がる」と締めくくった。
一方のアルバラードはオンラインで出席し、「日本は平等にジャッジしてくれる国。日本に来ることをすごく嬉しく感じている」とコメント。試合展開の予想としては「アグレッシブで攻撃的で、すごくパンチがたくさん出る殴り合いになるんじゃないかと考えています。必ず今回の試合は勝って、なるべくKOで勝てるように準備していきたい。全力を尽くして、全身全霊かけて、倒しに行きます」と力強く語った。
パンチ力に定評のある両者だけに、KO必至の激戦が期待される。矢吹は6連続KOなるか。
▶次ページは【フォト】王者・矢吹と亀田ファウンダーが出席!会見の模様
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