【パンクラス】“無敗ホープ”時田隆成がフライ級新王者に!バンタム級暫定王者は激闘を制した宮城成歩滝、BD騒動の濱田巧は逆転一本勝ち
▼第13試合 コーメインイベント バンタム級 暫定キング・オブ・パンクラス・チャンピオンシップ 5分5R
●山口 怜臣(TIGER MUAY THAI/同級1位)
判定0-3 ※47-48×2、46-49
◯宮城 成歩滝(ストライプル新百合ヶ丘/同級2位)
※宮城が新暫定王者に
正規王者・田嶋椋の『ROAD TO UFC』参戦に伴い実施される暫定王座戦。山口は24年のネオブラ・バンタム級優勝&MVPの実績を誇り5連勝中。
一方の宮城はキャリア7勝で6KOのストライカーで4連勝と勢いに乗る。両者は約2年前のネオブラ・トーナメント準決勝で拳を交えたが、その時は山口が判定勝利を収めている。
1R、山口のタックル対策で、宮城が低い重心の構えで強いプレス。山口の顔面に鋭いジャブ、フックを当てる。山口は後半にタックルからテイクダウン。トップから攻める。
2Rも引き続きこの展開が続く。宮城のヒットで山口は顔面カット流血。テイクダウンされた宮城は下になると、山口のパウンド封じ、腕を取るとキムラのセットも見せる。
ラウンドが進む中、山口の顔は腫れ上がり、右目はほぼ潰れた状態。4R終盤、山口のタックルを切って、宮城がパウンドを落とし続ける。
最終5R、山口は最後の力を振り絞り、シングルから果敢にテイクダウン。一方の宮城もスクランブルから立ち上がり、一進一退の攻防。終盤、山口が裏投げでテイクダウンも宮城も立ち上がり譲らない。
判定3-0で宮城に軍配。暫定王者のベルトを巻いた宮城は号泣した。
▼第12試合 フライ級 5分3R
◯濱田 巧(THE BLACKBELT JAPAN)
一本 2R1分5秒 ※フロントチョーク
●ジョセフ・カマチョ(SPIKE 22)
昨年11月の『PANCRASE 358』のタイトル戦で大塚智貴(CAVE)を判定で下し、フライ級新王者となった濱田。しかし、今年3月に配信されたBD19オーディションに参加。乱闘騒ぎを起こし話題を集めたが、“事前承諾を得ないままで参戦を進めていた”契約違反の行為として、パンクラスから王座剥奪処分を受けた。濱田は「パンクラスでゼロからやり直す」と謝罪し、パンクラスもこれを受け入れていた。
再出発となる濱田は今大会のフライ級マッチでジョセフ・カマチョ(米国)と対戦する。カマチョはキャリア8勝3敗(3KO・3一本)を誇る強豪。パンクラスでは3勝1敗の戦績を持ち、3月には伊藤盛一郎と対戦予定だったが、査証(ビザ)手続きの都合により欠場していた。
1R、開始すぐからカマチョが速い仕掛けでペースを掴む。濱田はテイクダウンやバックを取られる場面もあったが冷静に対処。カマチョにその先を許さない。逆に終了間際、濱田は飛びつきフロントチョーク!かなり深く入ったが、カマチョは頭を抜いて解除する。このラウンドはカマチョが取った印象。
2R、カマチョは再び早いペースでパンチの打ち合いから組みつきバックテイク。濱田が正対するとフロントチョークを仕掛けるが、ここで頭を抜いた濱田がやり返す形でフロントチョーク!
今度はガッチリとはまり、カマチョがあえなくタップ。濱田が会心の一本勝ちを決めた。
再起戦で見事な逆転一本勝ちを決めた濱田。勝利マイクで「僕のことを見捨てないで応援してくれたファン、チーム、家族、ありがとうございます。僕はMMAファイターで有名になりたいので、もっともっと強くなって自分の夢である舞台に突き進んでいきます。そのためにパンクラスで一からやり直します」と所信表明した。
▼濱田がフロントチョークを極めた瞬間!
▶︎次ページは遠藤 来生vs三宅輝砂、アキラの引退セレモニー、杉山しずかが引退発表
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