無敗の元ムエタイ世界王者、32秒で粉砕しKO勝利!8戦全て1R決着でUFCへ
9月30日(日本時間)、米ラスベガスで開催されたUFC登竜門『DWCS』のフェザー級戦で、無敗の元ムエタイ世界王者イアン・エスクーザ(30=ペルー)が、首相撲から強烈なヒザを連打し、パウンドで1R32秒TKO勝利。MMA8戦全勝、全て1R決着という驚異の戦績を守り、UFC契約を勝ち取った。
エスクーザは17年IFMAムエタイ世界選手権71kg級金メダリスト。MMA転向後も7戦全勝(5KO・TKO、2一本)で、全試合を1Rで終わらせてきた。今回の相手ルカ・ボランド(イタリア)も9勝1敗、8フィニッシュ、Cage Warriorsで5試合連続KO・TKO勝利中という強豪だった。
■ヒザ猛連打、わずか32秒で粉砕
開始早々、エスクーザが前へ出て首相撲からヒザを連打。ボランドを崩すと、立ち上がろうとする相手へさらにヒザを突き上げる。最後はパウンドをまとめ、レフェリーが割って入った。決着はわずか32秒だった。
ただし、片ヒザをマットについたボランドへの最後のヒザが反則ではないかと問題に。試合後に映像確認が行われ、最後の反則ヒザはフィニッシュに影響しなかったとの判断で、結果は変更されず、エスクーザのTKO勝利となった。
これでエスクーザは8戦8勝(6KO・TKO、2一本)、全て1R決着。しかしUFCのダナ・ホワイトCEOは「あの試合はノーコンテストにすべきだった。ヒザは反則だった」とコミッションの判断に異議を唱えた。一方で、故意ではなかったとの見方も示している。
それでもUFCマッチメーカーのショーン・シェルビーが「こいつは凄い。才能がある」と強く推薦。ホワイトも最後は「ショーンに後悔させるなよ。UFCへようこそ」と契約を決めた。反則を巡る波乱はあったが、ムエタイ世界王者からMMAへ転じ、8試合一度も2Rを経験していない30歳が、ついに世界最高峰への切符をつかんだ。
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