“元フィットネス女王”高橋瑠伊、ボクシングデビューで勝利!高速フック連発「スピードは筋肉の賜物」
11月4日(水)、東京・後楽園ホールで開催された『TREASURE BOXING PROMOTION 15』の女子ライト級4回戦で、“元フィットネス女王”高橋瑠伊(31=沖縄ワールドリング)がプロボクシングデビュー。中国のレイ・マンリを相手に、スピードあるフックを次々とヒットさせ、判定3-0(39-37が3者)で初勝利。空手やフィットネスで鍛えた筋肉をパンチの瞬発力に変え、待望のプロ初陣を白星で飾った。
高橋は空手のインターハイ優勝経験を持ち、慶應義塾大学卒業後はフィットネス大会でも優勝。鍛え上げた大胸筋から“大胸筋ちゃん”の愛称で知られる。29歳でボクシングを始め、今年2月にプロライセンスを取得。今回、9戦1勝7敗1分のマンリを相手に初陣をつかんだ。
■中国ベテランが猛攻!高速フックで巻き返す
試合は序盤からマンリが声を上げながら懐に潜り込み、上下にパンチを連打。サウスポーの高橋は激しい接近戦に苦しみ、クリンチを繰り返す。それでもバックステップで距離を取り、素早く飛び込んではフックを連打。離れ際にも左を打ち込んでいく。
次第に高橋が相手の動きに対応し、踏み込んでの右フックや、マンリの打ち終わりを狙った左が次々とヒット。高橋の左でマンリがスリップ気味に倒れる場面もあった。高橋はスピードあるロングフックを何度も叩き込むが、マンリもタフで、最後まで声を上げながらパンチを振り続けた。
判定は3者とも39-37で高橋を支持。序盤の苦戦を乗り越え、うれしいデビュー戦勝利を飾った。
■「スピードは筋肉の賜物」パワーを瞬発力に変えた1年半
試合後、イーファイトの取材に高橋は「1ラウンド目は接近戦の圧がすごくて、女性でこんなに来るんだってびっくりしました」と振り返るも、「2、3、4ラウンドで立て直して、後半は自分のペースで戦えてよかった」と手応えを語った。
高速パンチについては「スピードはやっぱり筋肉の賜物だから」と高橋。「8年ぐらいパワーリフティングをやっていて、重いものを一発持ち上げることをしていました。でもプロボクサーになると決めて、トレーニングを全部変えました」と説明。筋肉を大きくする鍛え方から、ジャンプなど瞬発力を高めるメニューに切り替え、「今持っている筋肉をどうパンチに込めるか、そこにフォーカスした1年半でした」と明かした。
今後は「まだまだ伸びしろはあると思っています。次にリングに戻ってきた時に、前回と別人だねって言われるぐらい成長したい」と意欲を見せ、年明けから春にかけての次戦を希望した。
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