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【JFKO】男子軽量級決勝戦 細川昂大vs竹中達哉

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2016/05/22(日)UP

二段飛び蹴りを繰り出す細川(左)。全くのノーマーク選手が優勝を果たした

▼男子軽量級決勝戦
○細川昂大(魚本流空手拳法連盟)
延長戦 判定5-0
●竹中達哉(成心會)

 98名がエントリーした最激戦区の男子軽量級。決勝に進出したのは、昨年3位の竹中とノーマークの細川だった。細川は優勝経験がほとんどなく、「中学生の時に小さな大会で一度だけ優勝したことがありますが、大会名も覚えていない」という。しかし、前日の大会初日4回戦では昨年の男子軽量級の覇者・岡﨑陽 孝(新極真会千葉南支部)を破る波乱を起こしている。

竹中の左上段ヒザ蹴りが入り、技ありかと思われたが手を引っ掛ける反則があったため無効に

 両者は突きを打ち合い、ヒザ蹴りを突き刺す。竹中が上段ヒザ蹴りを繰り出せば、細川は飛び二段蹴りの大技で対抗。本戦は引き分けとなり、延長戦へ。

 ここでもスピーディーな突きの打ち合いが繰り広げられる中、竹中が左上段ヒザ蹴りを放ち、細川が両ヒザを着いてダウン。技ありかと思われたが、審判団は 審議。その結果、審判2人は技ありとしたが、審判3人はヒザ蹴りを打つ際に手を引っ掛ける反則があったと判断。技ありにはならず、竹中に注意2(その前に 顔面殴打の注意1があった)が与えられた。

 試合が再開すると両者は猛然と打ち合いを開始。今度は細川に2度目の手を引っ掛ける反則があり、同じく注意2となる。

 しかし、全体的にアグレッシブな攻めが目立った細川が判定5-0で勝利。初優勝を飾った。

 18歳の細川は涙を流しながら、「いつも支えてくれる人たちのおかげで、ここまで来れたので嬉しいです。毎日練習した甲斐がありました。しんどい時にこそ笑うと力が出ると教えられたので、練習の時も笑顔で、今日の試合も笑顔でやりました」と語った。

・各決勝戦の結果はこちら

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