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【K-1】新生K-1初見参の城戸が渡部からダウン奪い勝利

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2016/06/25(土)UP

得意のハイキックを放つ城戸(右)。新生K-1初陣を白星で飾った

▼第10試合 スーパーファイト K-1 -70kg Fight 3分3R延長1R
城戸康裕(谷山ジム/K-1 WORLD MAX 2008日本代表決定トーナメント王者)
判定3-0 ※30-27、30-27、29-27
渡部太基(ゴールデングローブ/Krush -67kg王者)

 かつてK-1 WORLD MAXで活躍した城戸が新生K-1に初参戦。Krush王者の渡部と対戦する。両者はリング中央でにらみ合い、場内のボルテージが上がった。

 1R、ローの蹴り合いとなり、城戸は左右に構えをスイッチしていく。前に出る渡部がパンチで襲い掛かり、城戸はヒザ蹴りと右ストレートを返す。終盤、城戸がパンチで前へ出て優勢を印象付けた。

 2Rはミドルの蹴り合いから始まり、前に出てくる渡部に対して城戸は下がりながら距離をとってジャブ、ロー、左ミドルをヒットさせていく。追ってくる渡部の出鼻をパンチと蹴りで捉える城戸。

 城戸の左ハイからの右ストレートで渡部が大きくバランスを崩し、城戸はパンチとローでラッシュをかけるが再び距離を取る。

 3Rが始まってすぐ、打ち合いに来た渡部に城戸が右フックを返してダウンを奪う。逆転を狙う渡部は一気に前へ出るが、城戸はジャブとローを出して距離を取る。城戸はヒザでボディを効かせるとパンチとヒザ蹴りの連打。再び城戸がジャブと前蹴りで距離を取り、突っ込んでくる渡部に左右ミドル、ヒザ、右ストレート。

 最後まで逆転を狙って倒しにいった渡部だが、城戸がテクニシャンぶりを発揮して判定勝ちした。

 城戸はマイクを持つと「勝ててよかったです。ハラハラドキドキでした」と言い、恒例のモノマネで卜部功也のネタを披露。笑いをとると「70kgの日本人トップ、こんなもんでしょう!」と高らかに叫んだ。

☆全試合結果はこちら

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