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【K-1】山崎が準決勝で力尽きる、ブライドが決勝進出

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2016/06/25(土)UP

強烈なボディブローを山崎(右)に見舞うブライド(左)

▼第8試合 K-1 WORLD GP 2016 -65kg世界最強決定トーナメント準決勝第1試合 3分3R延長1R
○イリアス・ブライド(モロッコ/Fighting Talents/Enfusion世界-67kg王者)
延長R 判定2-1 ※10-9、9-10、10-9
山崎秀晃(K-1ジム・チームドラゴン/K-1 WORLD GP 2016 -65kg日本代表決定トーナメント優勝、第4代Krush -63kg王者)
※ブライドが決勝へ進出。

 1回戦でレニタに大差の判定勝ちを収めた山崎と、マセーリをボディブローでマットに沈めたブライドが準決勝を争った。

 1R、いきなり打ち合いを始める両者。山崎が右フックをヒットさせ、左右フックをガードの上から叩きつける。ブライドはこのラッシュをしのぐが、再び山崎がラッシュしてブライドはガードを固める。ラッシュに耐えるとどんどん前に出てくるブライドを肩で押し返す山崎。フックの相打ちが何度も見られる。

 2Rも前に出るブライドが左右フックで山崎を脅かす。タイミングのいい前蹴りを放つブライド。山崎も左ミドル。山崎の左ヒザ蹴りが突き刺さり、ブライドが後退。一気に左右ボディブローと右フックでラッシュをかける山崎だが、ブライドも左ボディブローで反撃する。

 3R、山崎の後ろ蹴りでブライドは大きく後退。それでもブライドは前に出てくる。山崎は下がりながらヒザと左フックを狙う。ブライドのフックをかわし、パンチと蹴りを当てて回り込む山崎。しかし、このラウンドはブライドのアグレッシブさが目立ち、山崎の手数が少なかったため判定はドローに。

 延長R、山崎はガードの上からパンチを叩きつけ、ブライドはハイキックとローを繰り出す。山崎の右のパンチが浅いながらもヒットするが、ブライドの右ローで山崎は度々バランスを崩してしまう。

 パンチを出し続ける山崎と、ローを蹴り続けるブライド。山崎は明らかにダメージを感じさせ、判定は2-1でブライドの勝利。日本の優勝候補・山崎が準決勝で姿を消した。

☆全試合結果はこちら

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