【K-1】ゲーオが決勝の相手に山崎指名、他選手からは猛反発
6月24日(金)東京・国立代々木競技場第二体育館で開催される『K-1 WORLD GP 2016 ~-65kg世界最強決定トーナメント~』の計量&前日会見が、23日(木)都内にて行われた。計量は全選手が一発でクリアーした。
続いて行われた-65kg世界最強決定トーナメントの記者会見では、K-1 WORLD GP -65kg王者ゲーオ・ウィラサクレック(タイ)が、「全力で戦って勝つだけです。最後の試合で、山崎選手お会いましょう」と決勝戦の相手にK-1 WORLD GP 2016 -65kg日本代表決定トーナメント優勝者・山崎秀晃(K-1ジム・チームドラゴン)を指名。
これを受けて山崎は、「自分自身、ゲーオに敗戦を喫していろいろな想いがあり、仲間に支えられ、日本代表となって今ここでお話をさせていただいています。最終的にはゲーオに勝利してひとつの形に収めたい。それで終わりではないが、そうなればきっちりと落とし前をつけられると思う。必ず勝たないといけない試合だと思います。そのために決勝まで上がって、ゲーオと1対1で勝負することをお約束します」と、必ず決勝まで上がってゲーオにリベンジするとファンに誓った。
しかし、この2人のやり取りに他の選手からは猛反発が起こった。
山崎と1回戦で対戦するKOK世界-65kg王者スタニスラブ・レニタ(モルドバ)は、「そのような言葉を聞いて、山崎選手にはまず僕に勝たないといけないと言いたい。僕は勝つために来ました、それに向けて練習をしてきた。勝つために僕は戦う」と、まずは自分に勝ってみろと言い放つ。
USMTA -65kg王者クリス・マセーリ(アメリカ)は、「決勝で会おう? いいんじゃないか。しかし、私も日本に来たのは勝つための作戦があるので、どうなるかは明日をお楽しみに」とクールに反論。
Enfusion世界-67kg王者イリアス・ブライド(モロッコ)は、「残りの選手を忘れているな。他の選手にもプランがあるし、試合がどうなるかは誰にも分からないことだ」と語気を強めて、俺たちの存在を忘れるなとコメント。
勝ち上がれば準決勝でゲーオと対戦することになるK-1 WORLD GP 2016 -65kg日本代表決定トーナメント準優勝・野杁正明(K-1ジム EBISU小比類巻道場)は、「特に気にならない。山崎選手がゲーオとやりたいのは分かりますし、僕も負けた選手にリベンジしたい。僕は終わった後に、野杁のトーナメントだったと言われるようにするだけです」と、主役は自分だと言う。
その野杁と1回戦で対戦するW5インターコンチネンタル-71kg王者マサロ・グランダー(オランダ)は、「山崎とは私が決勝で戦う。他の選手がそれを止めに入るだろうが、それはおそらく意味がないことになる」と、決勝で山崎と戦うのは俺だと豪語。
そして、1回戦でゲーオと対戦する初代Krush -65kg王者HIROYA(TRY HARD GYM)は、「(ゲーオが決勝で山崎とやるのは)無理だと思います。それは誰もが望む形かもしれないが、そうなったら一番つまらない。僕がしっかり勝つこともそうだし、(ゲーオを)痛めつけて試合を楽しみたい」と、自分がゲーオをストップすると意気込んだ。
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