【クンルンファイト】モーチェが左ハイ一閃、失神KO勝ちで初代王者に
2016/08/09（火）UP
モーチェ（右）が長身から繰り出す打撃でルイズ（左）に攻勢をかける
▼第3試合 BLADE FC 70kg級初代王者決定戦 3分3R延長1R
○ハミシャ・モーチェ（オランダ/オトマニジム）
KO 2R 1分27秒 ※左ハイキック
●デビッド・ルイズ（スペイン）
20歳のモーチェは今年3月に初来日。日菜太から右ストレートでダウンを奪って勝利する戦いぶりを見せつけ、鮮烈な日本デビューを飾った。対するルイスはスペインのキックボクシング王者の称号を持つ22歳のファイター。
1R、両者はスピード感あふれる打撃戦を展開。お互いにパンチから蹴りのコンビネーションを素早くまとめる。至近距離から打ち合うと、リーチで勝るモーチェのパンチがヒット。ルイズの踏み込みに合わせて、左ジャブから右フック、左アッパー、右ボディと連打でまとめ、さらに至近距離からでも左ハイキックを放つ。
ルイズは被弾しながらも手数を緩めない。ロー、ミドル、ハイと打ち分けながら、距離を詰めてパンチを放ち、攻めの姿勢は崩さない。しかし、有効打ではモーチェがルイズを上回る印象。
2R、モーチェの左ミドルに対し、ルイズが左ミドルから右ストレートと連打で返す。モーチェは勢いで押し返し、ヒザ蹴りからルイズをロープ際に押し込みパンチの連打を浴びせる。ルイズがこれを掻い潜ったかに見えたが、一瞬ガードが下がったところをモーチェが左ハイ一閃。ルイズはマットに大の字に倒れ失神した。
盤石の強さを見せつけたモーチェがBLADE FC 70kg級初代王者となった。
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