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【RIZIN】矢地祐介がヌネスに苦戦も競り合いに勝つ

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2018/05/06(日)UP

ヒザ蹴りを突き上げる矢地(左)

RIZIN FF事務局
「RIZIN.10」
2018年5月6日(日)マリンメッセ福岡

▼第9試合 RIZIN MMA特別ルール 70.0kg契約 5分3R
○矢地祐介(27=KRAZY BEE)
判定2-1
●ディエゴ・ヌネス(35=ブラジル/EVOLUCAO THAI BRAZIL)

 矢地は2009年4月にプロデビューし、2012年11月に修斗環太平洋ライト級王座、2015年にはグアムの『PXC』でフェザー級王座を奪取。RIZINには2016年末から参戦し、マリオ・シスムンド、ダロン・クルックシャンク、北岡悟にTKO勝ち、昨年大みそかには五味隆典に一本勝ちして4連勝と勢いに乗る。

 対するヌネスは2004年にプロデビューすると11連続一本・KO勝ちを収め、4年間無敗、13連勝という快進撃。2008年からはアメリカに主戦場を移し、2011年1月からはUFCに参戦。約2年間UFCで活躍した後、2013年9月からはベラトールに参戦したが怪我の影響もあって連敗を喫する。怪我からの復帰戦となったスウェーデンの『Superior Challenge』ではあのヨアキム・ハンセンとタイトルマッチを行い、2Rに左のパンチでKO勝ちして王座に就いた。昨年はヨーロッパで全試合一本・KOの3連勝を飾っている。

 1Rは蹴り合いからスタート。矢地は伸びる左ストレートを放ち、ヌネスはパンチを連打して突進。終盤、テイクダウンを仕掛けた矢地だが、ヌネスは倒れない。離れると右ミドルを蹴る。

 2R、左右フックで突進するヌネスに矢地は右フックからヒザ蹴りを突き上げる。声を出しながら連打するヌネスに矢地も打ち合う。テイクダウンに来たヌネスを逆に寝かせる。ヌネスは下から足関節技を仕掛け、矢地が立ち上がるとタックルでテイクダウン。ブレイク後、両者は打ち合いを繰り広げ矢地が右フックをクリーンヒットさせた。

 3Rも突進を繰り返すヌネスに矢地は右フックを合わせに行く。ヌネスが組み付いてくるとヒザ蹴りを見舞う。ヌネスがパンチの連打から飛びヒザ蹴りを発射、さらにテイクダウンを奪う。ヌネスはパウンドを連打し、矢地は下からの蹴り上げで応戦。立ち上がると打ち合いになるが、矢地が下がる。後ろで結んでいた長髪がほどけ、矢地は髪の毛が目にかかるのが気になるようだ。最後まで打ち合いとなり、試合終了。

 判定は2-1で矢地が辛勝。苦しい試合を制した矢地はほっとしたような笑顔を見せた。

photo=(c)RIZIN FF

●全試合結果はこちら

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