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【RIZIN】中村優作が無念の初回KO負け、アウトサイダー初代王者・伊藤裕樹が怒涛のパウンド葬

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2021/10/24（日）UP

強烈なパウンド連打を見舞う伊藤

RIZIN FIGHTING FEDERATION
『RIZIN.31』
2021年10月24日（日）神奈川・ぴあアリーナMM

▼第3試合　RIZIN MMAルール：5分 3R（57.0kg）
●中村優作（TEAM FAUST）
KO　1R 4分52秒　※レフェリーストップ：グラウンドパンチ
〇伊藤裕樹（ネックスイチムエ）

中村（右）がパンチで攻める

　日本拳法出身でDEEP、DREAM、VTJで活躍した中村はその鋭い打撃で16年にWSOF GC初代フライ級王者に。RIZINでは那須川天心、マネル・ケイプらと戦っており、前回6月の北方大地戦が北方のドクターストップで中止となったことから昨年8月、竿本樹生戦（中村のTKO負け）以来のRIZIN参戦となる。

　伊藤はアウトサイダー55kg初代王者。2019年5月のDEEP初参戦時には僅か15秒でTKO勝利し話題になった。前戦は今年9月にDEEPフライ級タイトルマッチで暫定王者の藤田大和に挑んだが、判定2-3で敗れ、19年9月に一度は破った（1Rバックチョークで一本勝ち）藤田にリベンジを許した。

【動画】敗れたものの、中村のサッカーボールキックは炸裂！

伊藤（左）が中村を踏みつける

　1R、中村はサウスポーの伊藤の踏み込みにカウンターの右ストレートをヒット。ダウンした伊藤だがすぐ立ち上がる。続いて中村は伊藤の蹴り足を取って倒し、立ち際にサッカーボールキックを見舞う。しかし伊藤はダメージを見せず、逆に中村の足を刈りテイクダウン。伊藤は踏みつけを見舞い、立ってきた中村にギロチンチョーク。中村は頭を抜くが、右目周辺から出血が見られる。伊藤はここを逃がさず中村を左フックで打ち倒し、グラウンドでマウントポジションを奪取。そこから連打を見舞って中村をノックアウトした。

　勝利した伊藤は「僕がフライ級のエースになるよう練習して強くなって帰ってくるので、大晦日もいつでも試合できるのでお願いします」と大晦日参戦、そして来年のフライ級トーナメント開催をアピールした。