【RIZIN】期待の18歳・松井大樹、極真仕込みの多彩な蹴り技でMASANARIに勝利
RIZIN FIGHTING FEDERATION
『RIZIN TRIGGER 2nd』
2022年2月23日(祝・水)エコパアリーナ(静岡アリーナ)ECOPA ARENA
▼第3試合 RIZINキックボクシングルール(58.0kg):3分3R
●MASANARI(キック塾)
判定0-3 ※28-30、27-30×2
○松井大樹(MEIBUKAI)
MASANORIは建設会社を経営しながらキックボクサーとしても活躍する異色の選手。喧嘩や地下格闘技の下地があり、右ストレートを武器にプロでは6戦2勝の戦績を残す。
対する松井は4歳から空手を学んで小中学生の頃は極真(松井館長)全日本青少年大会を3度優勝、国際親善大会でも優勝するなど、その才能を如何なく発揮。アマキックでは21戦無敗、ISKAアマチュアキックボクシング世界大会でも優勝を果たしている。現在はプロとして3戦無敗とキックのプロ・アマで無敗街道を突き進んでおり、注目のRIZIN初参戦となる。
1R、両者ローを当て合うが、松井が徐々に左右のローで蹴り勝って中央を取る。松井はそこから右ハイ、左ミドル、左インローと多彩な蹴りで試合をリード。右ストレートも当て、MASANARIは後ずさりする。
2R、松井はすでに距離感を掌握したか、MASANARIのパンチを当てさせない。そしてMASANARIにローキックを効かせる。前進の弱まったMASANARIに松井はステップインしての右ストレート、カウンターの右フックと見舞っていく。
3R、闘志を絶やさず攻めるMASANARIだが、松井も左右のローで応戦。松井はここからハイキック、左フックと当てるが、MASANARIはホールディングで注意を受けるも倒れず戦い続ける。
判定は3-0で松井。タフなMASANARIを倒し切ることはできなかった。
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