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【RISE】澤谷大樹がテクニックで凌駕するも、戸井田大輝がネギ魔神のような粘り腰で判定に持ち込む

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2022/04/24(日)UP

パンチで攻める澤谷(左)

RISEクリエーション
『RISE 157』

2022年4月24日(日)東京・後楽園ホール

▼第4試合 フェザー級(-57.5kg)3分3R延長1R
○澤谷大樹(HAWKGYM/同級5位、DEEP☆KICK-60kg王者)
判定3-0
●戸井田大輝(戸井田ジム/MA日本スーパーバンタム王者)

 澤谷は北陸の名門空手道場・士衛塾で幼少の頃より鍛えられ、JKJO全日本ジュニアを始め全国大会規模のフルコン空手タイトルを次々と奪取。キックに転向した後も、上半身を柔らかく使った見切りからフルコン空手仕込みの手数を武器にのし上がってきた。

 戸井田はMA日本王者を戴冠後、RISEのリングに参戦。昨年6月にはDEEP☆KICK -55kg王者・拳剛と対戦すると、拳剛に合計2度のダウンを奪われながらも雄叫びを上げながら果敢に打ち合いに挑み、会場を大爆発させた。昨年8月には戸塚昌司を判定で下した。

 1R、澤谷はローキック。戸井田もローキックを返す。澤谷はハイキック。戸井田もハイキックを返し互角の展開となる。澤谷は左フックを合わせてダウンを奪う。立ち上がった戸井田に連打を仕掛けるがラウンド終了。

 2R、澤谷はプレッシャーをかけて、パンチでKOを狙う。左フック、右アッパーが入るが戸井田は下がらない。気合いを入れながら、ヒザ蹴りを返す戸井田。さらに右フック、ヒザ蹴りでダウンを挽回したい戸井田。澤谷は左フックを合わせるが、戸井田は倒れない。

 3R、澤谷は戸井田のパンチをかわして、右、左とパンチを入れていく。だが戸井田は、うめき声を発しながらこれを耐えて右フックを返す。この展開が何度も続く。判定は3-0で澤谷。戸井田は、ねぎ魔神を彷彿とさせるキャラクターだった。

※全試合結果はこちら

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