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【RIZIN】女王・伊澤星花が貫禄の一本勝ちで決勝進出！アナスタシアをアームバー葬

2022/09/25（日）UP

伊澤の腕十字が極まり、レフェリーストップ！

RIZIN FIGHTING FEDERATION
『湘南美容クリニック presents RIZIN.38』
2022年9月25日（日）さいたまスーパーアリーナ
▼セミファイナル（第6試合）　RIZIN WORLD GP2022 スーパーアトム級トーナメント 2回戦
RIZIN MMAトーナメントルール：5分 3R（49.0kg）
○伊澤星花（フリー）
一本 2R 4分56秒　※腕十字（アームバー）
●アナスタシア・スヴェッキスカ（ウクライナ/SubHunter, Puncher Fight club）

伊澤が下から関節技を狙う

　伊澤は今年4月に浜崎朱加とのダイレクトリマッチで判定勝利を収めて、RIZIN女子スーパーアトム級王座を獲得。今年7月の1回戦ではラーラ・フォントーラにギロチンチョークで一本勝ち。7戦無敗で準決勝へ進出した。

【動画】伊澤がアームバーで一本勝ちした瞬間！

　対するアナスタシアは19年のアマチュアMMA世界選手権優勝の実績を誇る。今年7月の1回戦ではRENAに判定負けを喫したが、RENAの左眼骨折による欠場で代わりに準決勝に進出した。

パンチで攻めるアナスタシア

　1R、伊澤がアナスタシアの蹴り足を掴んでのタックルでテイクダウンに成功、上からパウンドを放つ。アナスタシアは下からヒジ打ちを見舞い下から足を絡めるが、伊澤は冷静に対処。上からパウンドを打つ伊澤。伊澤は一気に足関節に移行するが、アナスタシアは外す。伊澤が下から腕十字を狙う。

　2R、伊澤のバックブローに、アナスタシアが組み付いてテイクダウンを仕掛け、回転して上になる。下から伊澤は三角締めを狙いつつ、パンチやヒジをコツコツヒット。下からの極めにアナスタシアは防戦一方に。オモプラッタへ移行する伊澤。外したアナスタシアだが、伊澤は今度は足関節へ。アナスタシアはなんとかディフェンスするが、完全に伊澤がコントロール。

キックを放つ伊澤

　伊澤はセンタクバサミを仕掛けて、下から腕十字を狙う。フィニッシュへ向けて攻め続ける伊澤は下から三角締め、そして腕十字！これがガッチリと極まり、アナスタシアがタップ。2R残り4秒で、伊澤がアナスタシアを極めて決勝戦へ進出した。

　伊澤はマイクを持つと「今回は泣いていません。アナスタシア選手、遠いところから来てくださってありがとうございます。本当に強くて、試合中怖かったです。初めて相手と通じ合える気がして、MMAが更に好きになりました」と試合の感想を語る。そして、弟の風雅、婚約者のCOROの11月に行われるDEEPタイトルマッチをアピールし、COROと運営するYouTubeのチャンネル登録を呼びかけた。

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