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【ボクシング】王者ゴンサレスが無敗の挑戦者・岩田翔吉を退け「”寺地vs京口”の勝者と戦いたい」

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2022/11/01(火)UP

技巧派王者ゴンサレスがホープ・岩田を退けた

『Prime Video Presents Live Boxing 第3弾』
11月1日(火)さいたまスーパーアリーナ

▼WBO世界ライトフライ級タイトルマッチ
〇ジョナサン・ゴンサレス(プエルトリコ/王者)
判定3-0  ※117-111、116-112×2
●岩田翔吉(帝拳/同級2位)

 岩田は9戦無敗(6KO)で、高校時代には後の世界王者・井上拓真、田中恒成にも勝利している逸材。10戦目にして世界初挑戦を迎える。
 対する王者・ゴンサレスは今回がV2戦。戦績は26勝(14KO)3敗1分。

【フォト】ゴンサレスのバックしながらのフックがヒット!岩田が右でグラつかせるシーンも

 序盤、サウスポーのゴンサレスは、フットワークからノーモーションの左ストレート。
 岩田は詰めては右ボディをクリーンヒットすると、ゴンサレスの動きが度々止まる。

 4Rになると、ゴンサレスが前へ出て、打ち合いに応じる。岩田の右ボディがまたも入る。

激しく打ち合った両者

 中盤はゴンサレスが前へ出てはショートフックを振り、岩田がフットワークを使ってボディ狙い。しかしゴンサレスのノーモーションの左ストレートがコツコツ入る。

 8R中盤、岩田が右ボディがクリーンヒットさせるも、ゴンサレスがまたもフットワークを使いだす。岩田は追うも、単発が多く空振り。

 9R中盤、岩田の右ボディがヒットするとゴンサレスはロープに詰められ防戦に。しかし立て直した王者が打ち合いで強烈な上下をヒットさせる。

 10、11Rは、ゴンサレスが声を出して飛び込みの左右フックをヒットさせる。技巧派のゴンサレスは、詰めたと思えば、機敏なフットワークを駆使し翻弄する。
 岩佐は入ろうとするも左ストレートを喰らう。

 最終Rも同じ展開が続き、クリンチを多発するゴンサレスを岩田は持て余す。

 ジャッジは3-0で王者ゴンサレスを支持。岩田の世界初挑戦は実らなかった。

 ゴンサレスは、この後、同じ階級で統一戦を行う寺地と京口の一戦について「私はWBOの王者でいます。2人の勝者と、ここ日本で勝負をしたいと思います」と、統一戦について前向きなコメントを残した。

▶次のページ:【フォト】ゴンサレスのバックしながらのフックがヒット!岩田が右でグラつかせるシーンも

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