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【RISE&SB】大﨑孔稀、体重超過で減点の植山征紀に判定勝ち

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2022/12/25(日)UP

ヒザ蹴りを突き上げる大﨑

RISEクリエーション株式会社、シュートボクシング協会
『Cygames presents RISE WORLD SERIES / SHOOTBOXING-KINGS 2022』
2022年12月25日(日)東京・両国国技館
▼第8試合 SB×RISE(SBルール) スーパーバンタム級(−55kg) エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
●植山征紀(龍生塾ファントム道場/第14代SB日本スーパーバンタム級王者、RISEバンタム級3位)
判定0-3  ※28-29、27-29×2
○大﨑孔稀(OISHI GYM/RISEバンタム級2位、BOMバンタム級王者)

植山のハイキック

 植山は、第14代SB日本スーパーバンタム級王者であり、RISEバンタム級3位の上位ランカー。他団体へも積極的に参戦し、RISEのリングでは志朗や鈴木真彦、京谷祐希らと拳を合わせてきた。今年8月の鈴木戦ではダウンを奪い、延長判定まで追い詰めた。

 対する大﨑は、BOMバンタム級王座、WMCスーパーフライ級王座、J-NETWORKスーパーフライ級王座など多くのタイトルを獲得してきた実力者。21年の6月のRIZINでは、那須川天心とパンチのみの試合で健闘するなど、その実力は折り紙付き。今回はSBルールに挑戦する。

両者パンチを打ち合う

 昨日の前日計量で、植山が契約体重を1.45㎏オーバーし計量をパスできず。大﨑サイドと協議した結果、試合を受け入れたため、SB公式ルールに則り植山が減点2、グローブハンデでの試合実施となる。

 1R、両者とも右構えで、ローやミドルを交換する。大﨑の左ジャブが、植山の顔面を捉える。下がらない植山はワンツー、フックとコンビネーション。随所でお互いのパンチが交錯する。

大﨑が判定勝ち

 2R、植山が左右フック、ストレートとアグレッシブに攻める。大﨑は右カーフキックを蹴る。大﨑が不意に投げを狙うが、これは不完全。植山は頭を振りながら、ボディ打ちをヒットさせ、右フックで大﨑のアゴを捉える。下がらない大﨑も左ジャブ、ボディフックで横線する。近距離で両者のパンチが当たり出す。

 3R、2点減点の植山は後が無い中、パンチで前に出る。植山は左の三日月蹴りからバックブロー。大﨑は右のヒザ蹴り、ローキックで応戦。植山は右クロスをヒット、大﨑はヒザ蹴りから右ストレート。大崎が締め技を狙うが、植山は投げを狙う。大﨑はバックスピンキック。

勝利した大﨑

 スピーディな展開が繰り広げられ、終了のゴングが鳴った。ジャッジは3名とも大﨑を支持。大﨑が判定勝ちを収めた。

 大﨑は「力が入りすぎて、思ったより動けなかったです。植山選手、対戦してくださってありがとうございました。僕も一回、やってはいけないミス(計量オーバー)をしてしまって、そこからこの舞台に立てています。植山選手、55kgを引っ張っている選手なので、違う形で試合ができたら。やってはいけないことだけど、僕個人としても、植山選手とRISE、シュートボクシングを盛り上げられると思います。これからも僕の応援も、植山選手の応援をしてくれたら嬉しいです」とコメントした。

※全試合結果はこちら

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