【K-1】京太郎の剛腕炸裂、石井慧とのスーパーヘビー級対決を制す！石井は蹴りで対抗
京太郎（左）の剛腕が炸裂、石井慧も反撃へ
K-1実行委員会
『K-1 WORLD GP 2023 ～K’FESTA.6～』
2023年3月12日（日）東京・国立代々木競技場 第一体育館
▼第16試合/K-1スーパー・ヘビー級/3分3R・延長1R
〇京太郎（チーム未完）
判定3-0 ※30-27×2、30-29
●石井慧（チーム・クロコップ）
京太郎が剛腕を振るう
石井は言わずと知れた柔道北京五輪金メダリストで、MMAでも3つのタイトルを獲得してきた。対する京太郎は第2代K-1ヘビー級王者で、元ボクシング日本ヘビー級王者。
【フォト】京太郎が石井慧との打撃戦勝利、ピーター・アーツも祝福
石井はK-1参戦当初から京太郎との対戦を熱望してきたが、実現せず。昨年の無差別級トーナメントでも当たることはなかった。以来、両者1年ぶりのK-1で、満を持して対決する。2人は同級生で、36歳同士だ。
前へ出て攻める京太郎
1R、サウスポーの石井がガードを固めながら周りながら左ロー、左ミドルで攻める。石井は全くパンチを出さない。
ラスト40秒、突如、京太郎のワンツーが入ると石井の腰が落ちる。京太郎は一気に前へ出て攻める。石井は慌てて下がりながらも、隙を見ては左ローを入れる。
2R、今度は石井が前に出て左フック。しかし次第に京太郎が前へ出て、ボディ、左右フックを振るう。石井はパンチにローを合わせようとするが、たびたび被弾する。さらに石井は左やバックブローで突破口を見出そうとする。
京太郎が判定勝利
3R、石井はパンチから京太郎の奥足を狙う左ロー。さらにはヒザも出しては組み付く石井に、京太郎は攻めあぐねる。しかし中盤、京太郎の右がクリーンヒット。
最後は石井は声を出しながらパンチ、ローで攻める。京太郎がまとめるも、石井は最後までミドル、ローで向かっていく。
判定は3者とも京太郎。京太郎がパンチで完封するも、石井の諦めないファイトも光る試合だった。
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