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【RISE】大﨑孔稀が寺山遼冴との”因縁対決”をKO勝利

2023/05/29（月）UP

大﨑（右）がボディを効かせ因縁対決にKO勝利

RISEクリエーション
『RISE168』
2023年5月28日（日）東京・後楽園ホール
▼セミファイナル（第9試合）バンタム級（-55kg） 3分3R延長1R
〇大﨑孔稀（OISHI GYM/同級1位、BOMバンタム級王者）
KO　2R 1分56秒　※3ノックダウン
●寺山遼冴（フリー/同級2位、第3代DEEP☆KICK 53kg王者、CKC2021 -54kgトーナメント優勝）

寺山も強烈なパンチを当てたが…

　両者は今年2月『RISE165』で対戦したが、偶然のローブローにより寺山が試合続行不可能となり、3R 1分54秒までの途中判定で引き分けに。今回はっきりとした決着をつけ、王者・鈴木真彦への挑戦に一歩近づくのはどちらか。

　1R、大﨑は軽やかなステップで上下のパンチで攻める。サウスポーの寺山は左ミドル、ハイからの左ストレートを繰り出す。互いにクリーンヒットは少ないか。

うずくまる寺山

　2R、両者ギアを上げ、大﨑のミドルに寺山は左右ストレートを合わせる。大﨑は前に出ては上下に打ち分け、ロープ際に追い詰めると右ヒザ！寺山が腹部を抱えるようにうずくまるが、なんとか立ち上がる。
　
　再開すると、大﨑が一気にコーナーまで追い詰める。右ボディからのフック乱打、またもヒザへ。動けない寺山はスタンディングダウンを取られる。

ヒザで３たび倒し、大﨑がKO勝利

　三度立つ寺山。大﨑は落ち着いて顔面へのフック主体に追うと、またもロープ際でヒザ！ワンテンポ遅れて崩れる寺山。大﨑が金的因縁の再戦を文句無しの3ノックダウン勝利で制した。

　大﨑は「どうですか、完璧にわかったと思うんですけど、僕のほうが強いです」と笑顔でコメント。
　再戦に感謝を述べ「正直、鈴木選手にも、誰にも負ける気はしないです。チャンスをください。鈴木選手は不動のチャンピオンなんですけど、僕が倒して時代を作ります」とバンタム級の絶対王者・鈴木真彦への挑戦権をリクエストした。