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【シュートボクシング】基山幹太が判定勝利、的確ヒットでRIZIN刺客・伊藤空也を撃退

2023/06/25（日）UP

基山幹太が伊藤空也に勝利する金星

シュートボクシング協会
『SHOOT BOXING 2023 act.3』
2023年6月25日（日）東京・後楽園ホール
▼第5試合　-63.0kg契約　オープンフィンガーグローブマッチ　エキスパートクラス特別ルール　3分3R延長無制限R
〇基山幹太（BELLWOOD FIGHT TEAM/SB日本ライト級2位）
判定2-0 ※30-29、30-30、30-28
●伊藤空也（BRAVE/元GRACHANバンタム級王者）

的確なヒットで伊藤を下がらせる基山

　基山は鈴木博昭率いるBELLWOOD FIGHT TEAMの特攻隊長。新空手の全日本選手権『K-2GRAND PRIX 2019』軽量級優勝、19年10月に参戦したONEの人材育成大会『ONEウォーリアシリーズ』でも勝利するなど活躍してきた。

　対する伊藤は空手をベースにし、主戦場のGRACHANではバンタム級タイトルを獲得。21年には、朝倉海ら国内トップクラスが参戦したRIZINバンタム級JAPANグランプリの出場メンバーに抜擢されていることから分かる通り、実力は確か。

伊藤も必死の形相

　1R、基山がサウスポー。伊藤がタックルに入る姿勢を見せ、ヒザを付いたため注意を受ける。伊藤が突進すると、基山がリング外に出てしまう。再開後、伊藤が右ローをヒット。基山が左ストレート、伊藤は至近距離での左右フック。終盤、基山が左ストレートをヒットさせて、ヒザ蹴りで追撃する。

　2Rになると、基山がテンカオをヒット。伊藤も右ミドルを蹴り、近距離の左右フック。伊藤は基山の足を掴んで、投げを狙うが不完全に。伊藤は随所で基山の左のパンチを被弾するが、下がらずに細かいパンチで応戦する。

勝利した基山

　3R、伊藤が右ローで先制する。近距離でお互いのパンチが交錯する。伊藤のローに、基山の左のカウンターがヒットする。パンチからヒザ蹴りへのコンビネーションを見せる基山。基山は左ハイキック、ワンツーと攻撃を集める。最後はお互い足を止めて、激しい打ち合い。終了のゴングが鳴ると場内からは大きな拍手が贈られた。

　判定は2-0で基山。ルールは違えど、RIZINにも参戦する伊藤を倒す金星を手にした。

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