【超RIZIN】渡辺華奈、タックルで攻め続け凱旋勝利!タイトル挑戦をアピール
RIZIN FIGHTING FEDERATION
『のむシリカ presents 超RIZIN.2 powered by U-NEXT』
2023年7月30日(日)さいたまスーパーアリーナ
(Bellatorパート)
▼第3試合 ユニファイドルール:5分 3Rフライ級
〇渡辺華奈(FIGHTER’S FLOW)
判定3-0 ※三者ともに29-28
●ヴィタ・アルテイガ(アメリカ/COMBAT FITNESS)
渡辺は21年にベラトールに本格参戦。今年4月に、タイトル挑戦をかけて元王者イリマ・レイ・マクファーレンと対戦するも、惜しくもスプリット判定負けを喫した。今回は、約3年半ぶりとなる日本凱旋試合となる。
【フォト】渡辺のパンチがヒット!ハイキック、タックルの瞬間も
対するアルテイガは、通算7勝5敗でタイトル挑戦の経験を持つ強豪。19年4月に当時の王者マクファーレンに挑戦するもTKO負け。現在のランキングは渡辺より下につけているが、これまで、エミリー・デュコテ、デニス・キーホルツ、ヴァネッサ・ポルトら実力者に勝っているだけに、決して侮れない危険な相手だ。
1R、アルテイガは右構えで左右のフックを見舞う。じりじり圧をかける渡辺は組み付いて、足をかけてテイクダウンを迫る。流れの中で、渡辺はアルテイガのバックに絡み付こうとする。正対したアルテイガは細かいパンチを入れるが、渡辺はしつこくタックルへ。アルテイガの右ストレートが随所でヒット。渡辺は両足タックルへ、倒し切るとバックを狙いつつ、パウンドを当てていく。
2Rも渡辺は組みの展開で勝負、随所で打撃を織り交ぜつつ、今度は片足タックルへ。逃れたアルテイガはパンチを振るうが、渡辺のシングルレッグ。立ち上がったアルテイガは右ストレート。それでも渡辺はタックルを仕掛ける。アルテイガは右手を付き、立ち上がる。正対するとヒザ蹴りを出し合う両者。距離が離れても渡辺は果敢にタックルを仕掛けて、テイクダウンを迫る。
3R、渡辺は徹底してタックル、バックを狙いながら攻める。タックルディフェンス力の高さを見せるアルテイガはこれを切ると、右フックをリターン。渡辺はシングルレッグで食らいつく。アルテイガは立ち上がって首相撲からのヒザ蹴り、渡辺のタックルを切ってパウンドを上から見舞う。前に出る渡辺はワンツー。右ジャブを放つ。
残り1分、渡辺はタックルを仕掛けたが、アルテイガはこれを切る。渡辺は下から腕十字を狙っていったが、極め切ることが出来ず。最後にはアルテイガが立ち上がり、終了のゴングを迎えた。
ジャッジは3者とも渡辺を支持。渡辺が凱旋試合を勝利で飾った。今後については「フライ級のタイトルに挑戦したいです」と語った。
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