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【ボクシング】エリクソン・ルビンが無敗のホープを破り、ジャーメル・チャーロへの挑戦権を獲得

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2023/10/01(日)UP

ルビンの左がヒット(@premierboxingより)

 10月1日(日・日本時間)米ラスベガス・Tモバイルアリーナの『サウル・カネロ・アルバレスvsジャーメル・チャーロ』のアンダーカードでは[WBAスーパーウェルター級挑戦者決定戦]が行われ、エリクソン・ルビン(27=アメリカ)が無敗の新星ヘスス・アレハンドロ・ラモス Jr (22=アメリカ)に判定3-0(115-113、116-112、117-111)で勝利。4団体同級王者ジャーメル・チャーロの持つ王座への挑戦権を獲得した。

 ラモスは20戦全勝(16KO)のホープ。対するルビンは”ハンマー”の異名を取る強打者で、17年にはWBCの同級王者ジャーメル・チャーロへの挑戦経験もある。25勝(18KO)2敗。サウスポー同士の対決となる。

 1、2Rは互いにジャブの差し合いで様子見。
 3Rにはラモスが徹底してボディ攻撃、4Rには全身し顔面にジャブも入れ、ラモスのペースだ。

 5Rからは次第にルビンも手数を増やし、左右フックで前へ出るが、ラモスは圧力でロープに押し返す。
 7R、8Rいずれもルビンの手数が上回るも、終盤には詰めてはラモスが右ボディを何度も入れてゆき、印象を残す。

 9Rにはラモスの圧力、手数が減り、ジャブの差し合いに戻る。ルビンが右に回っては、ロープには詰められずにポイントアウト。
 10R、11Rには打ち合う場面も減り、会場からはブーイングが。

 最終Rにもルビンはジャブ、ラモスは押し込んでボディ&クリンチという様相は変わらず、会場はブーイングのまま試合は終わった。

 判定は3-0(115-113、116-112、117-111)でルビン。ルビンがこの後カネロと対戦する4団体王者ジャーメル・チャーロへの挑戦権を獲得した。

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