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亀田和毅、“宿敵”ドラミニに勝利!5Rにはダウン奪い、世界挑戦へ「必ず3階級制覇する」=試合結果

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2024/08/24(土)UP

亀田和毅がドラミニとの再戦を制した(写真は23年10月ドラミニ戦)

 8月24日(土)大阪・吹田市の大和アリーナにて行われた『3150×LUSHBOMU vol.1』の[IBF世界フェザー級挑戦者決定戦]で、同級3位・亀田和毅(TMK GYM)が、同級2位レラト・ドラミニ(南アフリカ)との再戦を判定2-1(114-113、116-111、113-114)で制し、世界挑戦権を手に入れた。

【動画】亀田が滅多打ち!ドラミニからダウンを奪う瞬間

  両者は昨年10月にIBF2位決定戦を行い、ドラミニが判定2-1で勝利している。今回亀田は、父・史郎氏をトレーナーに迎え「攻撃的なスタイル」に変更し2戦目だ。

 試合が開始すると、亀田が速くも圧力をかけ、力強いワンツーを放つ。ドラミニがボディからの左アッパーをヒットさせるが、亀田も強烈なボディ。

 5R、亀田がドラミニをロープに追い詰め滅多打ち!ドラミニは逃れるも足にきており、ついによろけるようにダウンする。
 ここぞとばかりに亀田がラッシュするが、ドラミニがなんとかしのぐ。フラついてスリップも。ラストはドラミニがステップを復活する。

 その後、ドラミニが得意のステップからパンチ、しかし亀田がここぞという時に、素早い連打を叩き込む展開が続く。

 11Rになると、ドラミニが下がらずに接近戦でボディ、アッパーを狙ってゆく。亀田がよろける場面も。
 だが最終Rは亀田が観客を煽り、連打を畳みかける。最後はドラミニをロープから押し出す勢いで、ゴングが鳴った。

 判定は2-1で亀田に軍配。亀田がリベンジに成功し、世界挑戦者権を手に入れた。

 亀田はコメントで「判定のことは全く考えてなくて、1Rから前に出て殴る、このスタイルしか考えてなかった」と我武者羅に突き進んだと言う。
 しかし「ダウンも取って、一度も下がることなく。あの判定になるとちょっと、考えなきゃならんですよね」と反省モードになると、父・史郎氏が「考えんでいいよ、和毅のボクシングしたから、また課題もいっぱいできて、それに向けてがんばったらいいよ」とフォローする。

 亀田は「リベンジマッチというのはプロ、アマ通して全部負けてきたが、今回勝てて自信になった。次もっとトレーニングして、世界戦の切符もらえたわけなんで、必ず3階級制覇する」と次なる世界戦へ意気込んだ。

 現在IBF同級王者はアンジェロ・レオがルイス・アルベルト・ロペスを失神KO勝利で戴冠している。

 亀田は「レオ選手ともラスベガスで2回3回スパーリングしたが、ファイターで前にガンガンくる。やるとなったらフィジカルを鍛え、1Rからどんどん行く」と“攻撃型”スタイルを磨いて臨むと力強く答えた。

▶︎次ページは【動画】亀田が滅多打ち!ドラミニからダウンを奪う瞬間

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