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【ONE】ロシア強豪マラチエフ、マスンヤネとの上位ランカー対決を制す、タイトル挑戦に前進

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2024/10/05（土）UP

顔面流血しながらも、マスンヤネをバックコントロールするマラチエフ©️ONE

ONE Championship
『ONE Fight Night 25』
2024年10月5日（土・日本時間）タイ・バンコク　ルンピニー・スタジアム
▼ストロー級 ムエタイ
●ボカン・マスンヤネ（南アフリカ）
判定0-3
○マンスール・マラチエフ（ロシア）

　ストロー級トップランカー同士の対決で、同級2位のボカン・マスンヤネ（南アフリカ）と同級5位のマンスール・マラチエフ（ロシア）が激突。マスンヤネは箕輪ひろば、山北渓人を撃破し2連勝中。マラチエフは2月の前戦で猿田洋祐に判定勝利していた。

　1R、マスンヤネの圧力に対し、バックスピンキック、バックハンドブローを振り回し変則的な攻撃で対抗するマラチエフ。中盤過ぎ、マスンヤネがタックルからバックテイクを奪うなど、スピーディーな攻撃でマラチエフを翻弄する。

　2Rもマスンヤネがスピーディな動きで主導権。常に先の攻撃を仕掛けるが、マラチエフはジャブやカウンターのパンチをヒットさせ、チャンスを伺う。終盤、マスンヤネが左フックを効かし優勢の印象。

　3R、マスンヤネの動きは止まらない。受けに回るマラチエフはコーナーに押し込まれ続け、手が出ない。中盤過ぎ、ジャブ、前蹴りをヒットさせるマラチエフだが、マスンヤネが首相撲からヒザ蹴りを返す。残り1分半、マラチエフがテイクダウンからバックテイクするが、打撃でのダメージを与えることができず。

　しかし判定は3-0でマラチエフに軍配。アグレッシブネス、ジェネラルシップは完全にマスンヤネが取った印象だったが、マラチエフのヒット、最後のテイクダウンからのコントロールが評価されたのか。

　この結果、マラチエフが同級2位のマスンヤネを下したことで、タイトル挑戦に大きく近づいた。

 

 ▶︎次ページは【フォト】マラチエフ、マスンヤネとの激闘シーン！

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