王者バリオス、倒し倒され薄氷のドロー防衛!最終ラウンドは両者血まみれに
日本時間11月16日(土)、アメリカ・テキサス州AT&Tスタジアムで開催の『PAUL vs TYSON』のアンダーカードで[WBC世界ウェルター級タイトルマッチ]が行われ、同級王者で二階級制覇王者のマリオ・バリオス(米=29)が倒し倒されの大激闘。挑戦者アベル・ラモス(33=米/同級8位)と血まみれの打ち合いになり、薄氷の1-1のドロー防衛となった。
1R、バリオスは右でラモスをぐらつかせると、2Rには右ストレートでダウンを奪う。もはや圧倒的かと思いきやラモスが圧力をかけパワーパンチで攻め、6Rにはバリオスからワンツーでぐらつかせてからの左フックでダウンを奪う。以降、バリオスがクリーンヒットを重ね優勢に。
9Rにはバリオスの強烈な ボディが入りラモスのボディに入れたが、ラモスはストレート、アッパーとパワーヒットで返す。
10Rから持ち直したバリオスだが、最終の12R、バリオスのストレートとラモスの強烈な左右フックの打ち合いに!顔も両者とも血だらけだ。バリオスのストレートが度々ヒットしラモスの顎を上げるシーンもあったが、ここでゴング。
互いに倒しあった激闘は判定1-1(112-114 、113-113、116-110)で引き分け。バリオスのドロー防衛に。戦績を29勝(18KO)2敗1分とした。
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