マイク・タイソン、往年の動きで沸かすもスタミナが…！ジェイク・ポールが判定で勝つ！全ラウンド詳細＝試合結果

2024/11/16（土）UP
（最終更新：2024/11/16 15:29）

　日本時間11月16日（土）、アメリカ・テキサス州AT＆Tスタジアムで「プロボクシング ［ヘビー級2分8回戦］で58歳のマイク・タイソン（米国）と27歳のジェイク・ポール（米国）が対戦した。
　1R、序盤はタイソンは現役時代を彷彿させる圧力をかけて上半身を振って接近し、左ストレートをヒットさせジェイクをぐらつかせるなど会場を沸かすも、4Rからやや失速。手数でジェイク有利も決定打を与えず、判定3-0でジェイクが勝利した。

【動画】タイソンの動き復活！vsジェイクとの殴り合い！

　1Rからタイソンは現役時代を彷彿させる圧力をかけて上半身を振って接近、左ストレートをヒットさせジェイクのバランスを崩すと会場は大きく沸く。ジェイクのパワーパンチもしっかりかわすも右フックが一発、こめかみを掠める。

　2R、ジェイクの打ち終わりを狙うタイソンだが、リーチは13cmジェイクが長く、なかなか届かない。

　3R、距離を詰めパンチで攻めていくタイソン、しかしジェイクの左のジャブを二発被弾し、ややぐらつく。ジェイクが飛び込んでからのボディ、左フックと徐々にペースを掴み始める。3Rを終えたタイソンはやや疲れた表情だ。

　4R 、タイソンの手数が落ちる。ジェイクはジャブから右ボディストレートをヒット。タイソンはジェイクに距離をとりステップでかわす。

　5R、ジェイクがKO宣言するラウンドだ。ジェイクの手数が多くなる、ジャブからフック、ボディと繋ぐ。ボディから右フックがヒット。しかしタイソンもカウンターの左フックをヒットさせジェイクの顔が上がる。ジェイクのパワーあるストレートも間一髪でかわす。

　6R、このラウンドは互いに手数が少なかったが、タイソンの反応がやや遅いか。

　7R、ジェイクの右ストレートにタイソンは左アッパーをヒット。ジェイクのスピードあるパンチもブロックするも、連打の中で左フックを被弾。

　8R 、ジェイクは倒しに行ったか大ぶりのフックを連打するとタイソンのフックが襲う。なかなか入れない様子だ。しかし、再び連打もタイソンはブロックし試合終了。互いに抱き合い健闘を称え合った。

　前半ラウンドはタイソン、中盤、後半は手数でジェイクだろう。スタミナ、パンチの反応はこれも年齢差か。
判定は3-0（72-80、73−79）でジェイク・ポールの勝利となった。

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