【DEEP】西川大和、宇佐美正パトリックに接戦勝利!強打をかいくぐる
DEEP事務局
『宗明建設 Presents DEEP 123 IMPACT』
2024年12月8日(日)東京・ニューピアホール
▼DEEP ライト級 5分 3R
〇西川大和(西川道場)
判定2-1 ※28-29、29-28×2
●宇佐美正パトリック(クレイス)
西川は21年に当時の王者・川名TENCHO雄生にTKO勝利して、史上最年少の18歳で修斗世界王者となった。昨年4月にPFLで北米メジャーデビューするも、元UFC戦士のクレイ・コラード、6月はシェーン・ブルゴスに判定で敗れプレーオフ進出を逃した。今年6月にはムエタイの試合にも出場、MMAは約1年半ぶりとなる。
対する宇佐美は空手をバックボーンに高校でボクシング6冠を達成。22年のRIZIN初戦では元修斗環太平洋ライト級王者・佐々木信治にTKO勝利。同年大晦日にはブラックパンサー・ベイノアを左フック一撃で下すも、昨年はキム・ギョンピョ(一本負け)、安保瑠輝也(キックルール、判定負け)と連敗。今年6月は徳留一樹をKOし勢いを取り戻したが、9月の前戦は矢地祐介に判定負け。
1R、西川がサウスポー、前後にステップを踏む宇佐美は、一気に飛び込んでの左右フックやストレートを強打する。宇佐美はボディ打ちやアッパーを放ち、顔面へと繋げるが、西川はしっかりとガードを上げて対応する。
2Rになると、ケージ中央から左ミドルを蹴る西川。随所で宇佐美が左ジャブを突き、強烈な右ボディフックをヒット、タイミングよく右アッパーを繰り出す。西川も右ジャブから、カウンターの左ストレートと攻撃をリターン、随所で左ミドルを蹴り返す。
3R、スタンドの展開が続く中、西川は左ロー、その蹴りに合わせて、宇佐美はカウンターフックをリターン。西川は右ローをコツコツ蹴りながら、右ジャブとタイミングを測る。宇佐美もじりじり圧をかけ、左右フックからアッパーのコンビネーション。終盤は左フックを宇佐美が当て、試合終了となった。
意外にも西川が組みに行かず、ストライキングの展開で試合を終えた。ジャッジは意外にもパンチの手数を出した宇佐美ではなく、西川を2者が支持。2-1のスプリット判定で、西川が勝利を掴んだ。
▶︎次ページは【フォト】西川大和、宇佐美正パトリック、激闘ハイライトシーン!
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