【K-1】和島大海、世界T王者ストーヤンからダウン奪う!圧巻ストレートで攻略
『K-1 WORLD GP 2024 in TOKYO~FINAL~』
2024年12月14日(土)東京・国立代々木競技場第一体育館
▼第15試合/スーパーファイト/ K-1スーパー・ウェルター級/3分3R・延長1R
●ストーヤン・コプリヴレンスキー(ブルガリア/Mike’s Gym/K-1 MAX 2024 -70kg世界最強決定トーナメント優勝)
判定0-3 ※三者とも28-30
〇和島大海(日本/月心会チーム侍/第4代K-1 WGPスーパー・ウェルター級王者)
ストーヤンは元GLORYライト級2位の強豪。今年3月のK-1WORLD MAX-70kg世界最強決定トーナメント開幕戦ではカスペル・ムシンスキと対戦し判定負けも、代役で7月の準々決勝に出場するとブアカーオ・バンチャメークからダウンを奪い判定勝ち。準決勝はデング・シルバを下し、決勝はヴィクトル・アキモフをKOして世界一に輝いた。10月のK-1大阪大会では、小田尋久に延長2-1と辛くも勝利している。
対する和島は、第4代K-1WGPスーパー・ウェルター級王者。昨年12月にオウヤン・フェンにKO負けで王座から陥落後、今年3月『K-1 WORLD MAX』1回戦でもダリル・フェルドンクにKO負けと連敗のスランプに陥っていたが、10月のK-1大阪大会で韓国のキム・ジュンファに秒殺KO勝利。強烈なヒザ蹴りを突き刺す完勝で復活をアピールした。
1R、和島がサウスポーでサークリング、距離を取って左ミドル、ローを蹴っていく。ストーヤンは右ストレート、左フックで飛び込む。ストーヤンがパンチを空振りすれば、和島は奥足へのローを強打。和島は左ハイキック、奥足へのローを蹴り分け、左ストレート。ストーヤンもパンチから右ハイを返した。
2R、勢いに乗る和島は左ローを多用、奥足へのローに的を絞ったか。ストーヤンはローを受けつつも、右ミドルを蹴り返し、パンチで前に出る。和島は左ハイ、ストーヤンがローを放ったところで、左ストレートのカウンター!これで何とストーヤンからダウンを奪う。立ち上がったストーヤンに和島は左ローを強打、ストーヤンも強引に左右フックを打ち返す。
和島ペースのまま、最終ラウンドで。3R、かなり距離が近くなり、ストーヤンは左フック、右ストレート。和島は距離を保ちつつ、左ミドル、ローを蹴り返す。ストーヤンのパンチは中に入って交わす和島は、左ヒザ蹴りのカウンター。ストーヤンは左右のボディ打ち、パンチの打ち合いを仕掛けるストーヤンだが、和島は組み付いて逃れる。ストーヤンは右ストレートを打つが、空振りに。
ジャッジは3者ともダウンを奪った和島を支持。K-1 MAX 2024 -70kg世界最強決定トーナメント優勝のストーヤンを攻略した。
和島はマイクを持つと「MAXトーナメントチャンピオンを倒しました。僕は、オウヤン選手にリベンジするために、2連敗しましたが乗り越えてここまで来ました。カルロス(プロデューサー)さん、僕にもう一回チャンスをください。絶対にベルトを巻きます」とアピールした。
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