【RISE】宇佐美秀メイソン、フルラウンド完勝で新王者に!高速パンチが光る=試合結果・速報
RISEクリエーション株式会社
『ABEMA presents RISE WORLD SERIES 2024 FINAL ~GLORY RISE FEATHER WEIGHT GRAND PRIX~』
2024年12月21日(土)千葉・幕張メッセ イベントホール
▼セミファイナル(第15試合)第4代ウェルター級(-67.5kg)王座決定戦 3分5R無制限延長R
●實方拓海(日本/TSK japan/同級1位)
判定0-3 ※三者とも47-50×2、46-50
〇宇佐美 秀 メイソン (カナダ/クレイス/同級3位)
實方は、WMC日本スーパーライト級王座をはじめ、4つのタイトルを獲得してきたタイトルコレクター。現在5連勝中で、今年10月のRISEでは石川泰市にKO勝ちを収めている。サウスポーから繰り出すバランスの良いパンチと蹴りが武器だ。
対する宇佐美は、RIZINで活躍する宇佐美正パトリックの弟で、キックボクサーとして5勝(3KO)1ドローと無敗。RISEには今年6月参戦すると、いきなり王者・中野椋太と対決。2R、バッティングによる負傷ドローとなっている。
1R、中央を取る宇佐美は、左ミドル、ボディへのジャブを突く。實方は右にスイッチして、右の前蹴りやハイキック。宇佐美は左ストレート。オープンスコアは10-10×3。
2R、實方はスイッチで構えて、右ジャブでけん制。圧を強める宇佐美は、右サイドキック、ワンツーやフックと手数を出し、随所で實方をコーナーに詰める。3Rには、宇佐美は飛び込んでの左右フック、伸びる左ストレート。實方はジャブから右ミドルを出すが、後手に回ってしまう。
2、3Rはジャッジ3者とも10-9で宇佐美を支持。3Rまでで、2ポイント差が付いた。
4R、實方は左カーフキック、宇佐美は右ロー。ジャブの差し合いから、實方が左ストレートを打てば、宇佐美は右ボディ打ち。一発實方が打てば、宇佐美が数発返す展開が続く。
5R、ようやく前に出た實方だが、宇佐美は左右フックやストレートと手数は落とさず。實方はヒザ蹴り、左ストレートで前に出るが、宇佐美は冷静にガード。實方の前進に宇佐美は左ストレート、ヒザ蹴りで対処した。
ジャッジ3者とも宇佐美を支持、宇佐美がキャリア7戦目にして新王者に輝いた。宇佐美は、マイクを持つと「最後動き悪くなっちゃって、直さないといけないところがいっぱいあります。RISEチャンピオンとして強くなって、キックボクシングを引っ張っていきます。これからも応援よろしくお願いします」とコメントした。
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